令和7年12月2日 市長メッセージ「清和台小学校と清和台南小学校の統廃合について」

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ページ番号1023451  更新日 令和7年12月2日 印刷 

 皆さん、こんにちは。市長の越田謙治郎です。
 12月に入りました。今年も残り1カ月となり、公私ともに「今年やる」と決めたことにしっかりと取り組む時間となりました。悔いのない一年を締めくくるべく、気を引きしめて過ごしていきたいと思います。

 さて、11月26日に厚生文教常任委員協議会を開催し、「清和台小学校と清和台南小学校の児童が一つの学校でともに学ぶ環境をめざす」という方針について説明を行いました。この方針は教育委員会のみならず、市長が主宰する総合教育会議でも協議を経て了承されました。今後は以下の3つの選択肢を念頭に検討を進めてまいります。

A 小学校のみの基本的な教育環境
B 中学校とのより密接な連携が可能な教育環境
C 中学校及び特別支援学校との多様な学びが可能な教育環境

 清和台小学校・清和台南小学校の統廃合については、平成27年頃に当時の教育委員会が中心となり協議が進められました。その際、陽明小学校・緑台小学校の統廃合についても議論されましたが、地元の理解が十分に得られなかったことや児童数の予測が異なる結果となったことから、計画進行が困難となっていました。
 私は、少子化が進む中で学校の統廃合は避けては通れない課題であると考える一方、その前提として「あるべき教育の姿」を示すべきであり、街づくりの視点を含めた市長部局による関与も必要だと考えています。そのため、市長に就任した平成30年に、当時の計画を一旦見直し、白紙化する決断をいたしました。

 その後、令和5年度には市の基本的な教育方針である「教育大綱」を策定し、令和6年度にはこの大綱に基づいた「市立学校のあり方基本方針」を通じて、必要となる学校規模などの具体的な方向性を明確にしました。現在、清和台小学校では全学年、清和台南小学校では5学年が単学級となっており、ともに学ぶ環境を必要としている状況です。私は、学校の集約化は後ろ向きに捉えるのではなく、新しい価値を生み出し、未来志向の学校づくりに繋げるべきだと考えています。引き続き、教育委員会と共に協議を重ねながら、未来志向の学校を目指して尽力してまいります。
 また、街づくりの観点からも、統合後の学校跡地の活用について市として検討体制を立ち上げ、同時進行で議論を進めていく予定です。地域にとって価値ある未来を築くため、多角的な視点で計画を進めていきたいと考えております。

 なお、12月13日・14日には教育委員会による清和台小学校と清和台南小学校校区にお住まいのかたを対象に説明会が予定されています。方針の詳細や今後の展開について直接ご確認いただける機会ですので、ご興味があるかたはぜひご参加ください。 詳細は以下ホームページをご確認ください。

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