令和7年7月22日 市長メッセージ「約束した政策を実行し、国民生活に届ける国政を期待しています」
ページ番号1022671 更新日 令和7年7月22日 印刷
参議院選挙が終わり、新たに国政の場へと進まれた皆さまに、心よりお祝いを申し上げます。
物価高騰や国際情勢など、喫緊の課題は山積しています。
しかし、それ以上に、これから6年の任期で、社会保障と税、外交安全保障、そして地方分権といった日本社会の根幹に関わる課題に、腰を据えて取り組んでいただけることを期待しています。
川西市では、3連休の中日という日程にも関わらず、投票率が62%を超える高水準となりました。
投票率の高さは、国民と政治の距離を測る一つの指標です。
当初心配していた選挙日程が投票率に与える影響よりも、SNSや動画などを通じて、より候補者や政党の訴えを知ることができ、政治が身近になったことが大きな要因ではないでしょうか。
今回の選挙期間中は虚偽情報も拡散されていましたが、一方で報道機関がファクトチェックを行うなど、SNSに対応した取り組みもありました。
SNSの時代に適応した取組みやルール作りが進んでいくことを期待しています。
さて、選挙事務を担う自治体としては、ミスなく無事に投開票を終えられたことに、安堵しています。
川西市では、約360人の職員が従事し、深夜まで開票作業を進めてくれました。
非拘束名簿式という制度は非常に開票作業が大変であり、比例代表選挙の開票を担当する職員は、例年と同様、明け方まで開票事務に従事しました。
最終の確定は午前3時22分でしたが、その後の作業などから、一部の職員は朝8時まで従事していました。
ただ、例年は翌日の行政運営にも影響があったものの、今回は投票日の翌日が祝日であったため、多くの職員にとっては負担が軽減されたと考えています。
また、今回、投票者総数に占める期日前投票数が33.9%と前回の参議院選挙の28.6%より上昇しました。
期日前投票が定着しつつある今、投票日当日に午前7時から午後8時までの投票所の開設が本当に必要であるのか。
これは全国的に議論すべき大切なテーマです。
最後に、衆議院・参議院ともに少数与党による政権運営が予想される中、報道では枠組みにばかり焦点があたっています。
しかし、本当に大切なのは、それぞれが掲げた政策を、熟議を通じて磨き上げ、確実に事業化し、国民の暮らしに届く形にしていくことです。
そんな国政になることを期待しています。
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