令和7年12月8日 市長メッセージ「みんなの命をみんなで守る」
ページ番号1023481 更新日 令和7年12月8日 印刷
皆さん、こんにちは。市長の越田謙治郎です。
先日、かわにしふるさと大使でタレント・俳優の小田井涼平さんと、本市出身で昨年9月にデビューした演歌歌手の里野鈴妹さんとの鼎談を行ないました。お二人の母校である川西明峰高校を会場に、改めて川西市への愛を語っていただきました。その模様は、広報誌「みらいふ」1月号で皆さまにお届けしますので、ぜひご覧ください。お二人の郷土愛と温かい想いが、私の心にも深く響きました。
さて、今年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年を迎えました。震災が私たちにもたらした教訓を忘れることなく、施政方針の柱として防災への取組みを力強く進めてまいりました。これまで避難所となる小学校体育館へのエアコン設置が完了し、避難環境の改善を図りました。また、学校の給水についても受水槽に簡易給水栓を整備する予定です。さらに、備蓄品を大幅に増加させています。目標達成までにはまだ課題もありますが、着実に歩みを進めております。何よりも、防災にはハードの整備だけでなく、市民一人一人が「いざというとき」に備える意識を持つことが欠かせません。
川西市では、これまで東久代運動公園で開催していた市の防災訓練を見直し、令和5年度から地域での実施へと方針転換しました。さらに、小学校の授業参観と合わせて防災訓練を実施することで、防災への関心が薄かった世代にも参加を促しています。例えば、12月6日には久代小学校自主防災組織の協力を得ながら防災訓練を実施し、当日は約800人もの方々にご参加いただきました。防災意識が地域で根付いてきている手応えを感じています。
北陵小学校区では一昨年・昨年は宿泊訓練を行い、今年は夏休みに日帰りで神戸に研修に行くなど、熱心に取り組んでいただいています。さらに10月から11月にかけて清和台地域の小学生や明峰中学校の生徒たちが学校での宿泊訓練も実施するなど行政、地域、そして学校が一丸となった取組みが着実に広がりつつあります。今年は幸い、川西市内では台風の直撃もなく、大きな地震の発生もありませんでした。しかし、どんなに穏やかな年であっても、未来に備える防災への取組みを止めることはできません。「みんなの命をみんなで守る」ために、その決意を胸に、これからも防災対策を進めてまいります。
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