令和7年7月14日 市長メッセージ「姉妹都市と連携し交流人口を増やしていく」
ページ番号1022640 更新日 令和7年7月14日 印刷
先日、川西北陵高等学校での「キャリア教育講演会」に参加し、高校生たちと貴重な時間を過ごしました。
私自身の子どもの頃から市長になるまでの歩みを振り返りながら、その中で考えたこと、悩んだこと、そして川西市のこれからや、未来への想いについてお話をさせていただきました。
さらに授業の後半では約30分間のディスカッションを通じて、高校生の皆さんの率直な声や考えに直接触れることができ、大変有意義なひとときをいただきました。
さて、11日(金曜日)から12日(土曜日)にかけて、姉妹都市である千葉県香取市を訪問する機会がありました。
香取市(旧佐原市)は、平将門の征伐に向かった源氏の一族と縁があり、川西市と同様に「多田庄(ただのしょう)」という地名が現在も残っています。
地元の方も多田源氏会という集まりを作っておられるなど源氏との関わりが深い地域となっています。
平将門を題材にしたテレビドラマ「風と雲と虹と」が話題となったことがきっかけで、昭和52年に川西市観光協会と旧佐原市の「下総国多田源氏会」の交流がスタートしました。
互いに大都市近郊に位置し、数多くの史跡等を持つ歴史と自然に恵まれたまちであるという共通点があります。
平成2年に旧佐原市と姉妹都市提携を締結しました。
平成18年に佐原市、山田町、栗源町及び小見川町が合併し、現在の香取市となった後も引き続き交流を行っています。
全国的にもその名を知られる「佐原の大祭」に参加させていただき、祭りの迫力と街の人々の熱気に心を打たれました。
街をあげてのお祭りであり、このタイミングで帰省する若者たちの姿もたくさん見ることができました。
祭りを中心に市民が生活をつくっている印象です。
その中で、「街づくりにおいて大切なのは、街への愛着である」ということを改めて実感しました。
地域への愛着は、共有された思い出や風景、そして人々が心を寄せる大切なものによって育まれるのだと強く感じました。
川西市でも「清和源氏まつり」をはじめとした地域イベントをさらに盛り上げ、誰もが「参加したい」「一緒に作りたい」と感じられる取り組みとして育てていきたいと思っています。
「佐原の大祭」と比べるとまだ歴史は浅いですが、地域の皆さんと共に長い年月をかけて誇れるイベントを築いていければと考えています。
さて、いよいよ20日は参議院議員選挙の投票日を迎えます。
今回は3連休の中日ということで、投票率が心配されていますので、当日投票に行けない場合は、ぜひ期日前投票を利用していただければと思います。
ひとりひとりの一票が、皆さんの明日をつくる力になります。
どうか皆さんの大切な一票を、自分たちの未来のために投じてください。
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