教育長メッセージ「泳ぐ楽しさを満喫」

泳ぐ楽しさを満喫

教育長メッセージ

　すでに一部の機関で報道されているとおり、子どもたちへの専門的な水泳指導の充実や教職員の負担軽減、そして今後の学校プールの維持管理の視点から、今年度より市内の一部の学校で、学校における水泳指導を民間のクラブに委託する事業がモデル実施されています。6月21日に市立川西養護学校の高等部の生徒たちが民間クラブで水泳を行うということで、さっそく視察に行かせていただきました。

　室温や水温が適切に管理されている環境の下、生徒たちは補助する教員の力を借りながらも、ゆったりのびのび水泳を行っていました。楽しそうな様子は生徒たちの笑顔に十分表れていて、それが伝わっているのか、補助する教員にも温かい笑顔が見られました。学校運営協議会の支援もあって、教職員以外にも見守りをしているかたがたがおられました。「こういう機会をいただいて、子どもたちが一生懸命活動している姿を見ることができ、私自身の励みにもなります。」そうお話ししてくださったのが印象に残りました。川西養護学校に限らず、　こういった事業が子どもたちの活動を地域のかたがたに知っていただく機会になることにも大きな意味があるように思います。

　もちろん、児童生徒一人ひとりの状況に応じて柔軟に水泳指導を進めていく必要があり、今後もモデル事業を参考にしながら市全体の取り組みを検討していく必要があると思います。しかし、今日見学した生徒たちの笑顔に、こちらも励まされる思いを持った時間でした。