教育長メッセージ「共に学ぶ仲間」

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ページ番号1020561  更新日 令和6年11月12日 印刷 

教育長メッセージ「共に学ぶ仲間」

教育長メッセージ

川西市立牧の台小学校での公開授業

 遅くなりましたが、10月25日に川西市立牧の台小学校で開催された「兵庫県(兼阪神地区)小学校国語教育研究大会」での実践について報告させていただきます。研究大会のテーマは「主体的に学び合う国語教育の創造 〜書くことを通して考えを深め、高め合う活動をつくる〜」です。国語教育の研究大会ではよく実施される、他市町の教職員が授業者として参加される形式で、今回も牧の台小学校の児童と一緒に阪神7市1町の中の有志の先生が授業を公開しました。

 研究大会で印象に残ったことは、公開授業後の分科会を大切にされていたことです。公開授業を行う教員はその準備のためにさまざまな研究にあたったり他の教員の助言を聞いたりしながら、自分なりの授業案を立てていきます。実際、今回の研究会においても川西市の教員でつくる国語幹事会で、一年以上かけて意見や協議が重ねられてきました。だからこそ、公開授業後に児童の意見や活動、発問などの授業展開、板書計画などについて、さまざまな意見交流が行われることによって、授業公開の成果や課題が明らかになります。最近の研究会では、時間の都合上、この分科会が省略されることが多くなり、研究会での本来の趣旨が薄れているように感じていましたので、今回の研究大会で分科会を大切にされていたことは十分に評価されることだと私は思います。

 また、分科会のあり方にも工夫がされており、小グループによる意見交流やアプリを活用した意見・感想の集約など、柱立ての明確な協議がされていました。子どもたちの主体的な学びを保障するためには、まず私たち教職員が主体的に学ぶモデルとなることが大切です。

 講演会では、「令和の日本型学校教育で学びを学ぶー子どもと共に創る国語学習ー」というテーマで、大阪大谷大学の今宮信吾教授にお話をしていただきました。今宮教授にはこの研究会のために一年あまりも国語幹事会などで伴走いただき、本市の教職員の学びを深める支援を行っていただきました。講演も温かい言葉で教職員を勇気づける内容で、当日会場に集まった200名以上の県下の教職員も励まされる気持ちだったのではないかと思います。

 11月以降も本市ではそれぞれの学校園所が実践公開や研究発表を行います。共に学ぶ仲間が存在していることが、学ぶ者にとって最大の励みになると私は考えています。

川西市立牧の台小学校公開授業後の分科会

川西市立牧の台小学校研究会の全体会

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電話:072-740-1256(就学担当)・072-740-1241(教育総務担当) ファクス:072-740-1327

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