教育長メッセージ「共に学ぶ仲間として」

教育長メッセージ「共に学ぶ仲間として」

教育政策課

　5月27日キセラ川西大会議室で、学校園所の新規採用職員を対象にした、川西市教育委員会主催の第1回初任者研修が行われました。今年度は小学校から7名、中学校から5人、川西養護学校から1名、幼児教育・保育施設から5名の、計18名が参加しました。なかでも民間の保育施設から1名参加いただいたのは、民間と公立で幼児教育・保育を充実させようとしている体制の中で、非常にうれしいことでした。

　研修メニューは、教育長・教育推進部長・理事をはじめとして、指導主事がそれぞれの担当を中心に講話や演習を行ったのですが、今回特筆すべきは、株式会社JALスカイ大阪から今年度出向で教育政策課に配属されている山形さんが「マナー講座」を担当したことです。山形さんは2カ月前まで大阪国際空港のJALグループのカウンター・搭乗口でお客さま対応をしていました。

　山形さんに講師を担当した感想などを聞いてみました。

「講座を実施するにあたって先生方へ事前にアンケートをとりました。先生方が関心をお持ちの内容と、自分自身が新入社員の時に体験した実体験を基に構成しました。講座を終えて、川西の未来を背負う子どもたちを教える立場の先生方に、なにか一つでも参考になる要素があれば光栄です。私たちが大事にしている考え方の一つに、JALフィロソフィの「人生・仕事の方程式」があります。熱意と能力がどんなに高くても、マイナスの考え方をすると人生の結果は全てマイナスになるという考え方です。先生方もこれからたくさんの子どもたちと出会う中でいろいろな経験をさせると思います。時には、大きな壁にあたることもあると思います。しかし、全てをプラスの考え方で捉えて、素晴らしい人生を送っていただきたいと思います。ぜひ、前向きな姿勢を持ち続けてください。」

　年齢や経験、そして職種を越えて、それぞれの人生を豊かにするために、社会をより良くするために、共に学び合う仲間をこれからも大切にしていきたいと思います。