教育委員メッセージ「アタッチメント研修」
ページ番号1020101 更新日 令和6年8月2日 印刷
教育委員メッセージ「アタッチメント研修」
教育委員メッセージ
川西市教育委員の治部です。7月22日に川西市立明峰小学校の教職員研修で「アタッチメント・愛着形成の概要と教職員・支援者の役割」というテーマにて、話題提供させていただきました。
アタッチメント支援において、教職員・支援者が児童の心理的安全基地になることがとても大切であり、そのためにはアタッチメント形成のメカニズムを知ることに加えて、心理的安全基地とはどのような役割を意味するのかを、多側面から考察する機会としました。
アタッチメントとは、「何かしらの危機に接した時、あるいは危機が予想された時に生まれる、恐れや不安などのネガティブな感情を、特定の他者に(くっつくことを)通して調整しようとする欲求」(遠藤、2017、P59)と定義することができます。幼児期以降の支援においては、直接くっつく以外の対話的な支援もその重要度も増していくと考えられています。
信頼できるおとなが助けてくれる「アタッチメント行動」が基盤にあるからこそ、こどもたちは学校場面にて、探索したり学習にチャレンジしたりすることができると考えられています。
探索、チャレンジ、ネガティブ感情と安心感、健全な発達を保証する「アタッチメント・愛着」理論を、今後とも教育・保育従事者と共有していきたいと思います。
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