令和5年9月14日 市長メッセージ「加茂遺跡は本市の大きな財産です」
ページ番号1018340 更新日 令和5年9月14日 印刷
総合医療センターが開設され9月で1年になりました。
この1年間、新型コロナ専用病床を抱える一方で、多くの患者を受け入れてきました。特に救急医療については二つの病院が一つになった効果が顕著に現れており、今年1月から6月までの半年間で受け入れた救急患者は約2,900人を越えました。これは昨年同時期に市立川西病院と協立病院が受け入れた約2,400人を上回ります。今年度は救急応需率も概ね90パーセント前後となっており、市民の生命を守る役割を果たしています。
これからも、指定管理者である協和会とともに、安心して信頼される病院運営を進めていきます。
9月10日に発掘調査が行われている加茂遺跡の現地説明会に出席しました。開催決定から時間がなかったため、地元地域の方中心の告知しかできませんでしたが、それにもかかわらず100人近いかたにご参加いただき、地域の皆さんの加茂遺跡への強い愛着を感じました。
今回の調査では、弥生土器だけではなく、時代の異なる須恵器も発見されており、改めて加茂地域で弥生時代に誕生した集落は、奈良・平安時代まで継続されてきたことが確認できました。
加茂遺跡は、標高約40メートルの台地の上に形成されていることから、土砂等が堆積せず、20~30センチほど掘れば、土器などが発掘される可能性があります。2,000年前の生活が感じられる遺跡が身近にあることは、川西市の大きな財産だと言えます。
南花屋敷にある文化財資料館には、旧石器時代から中世までの市内遺跡からの出土品が収蔵されており、展示室には約300点ほどの出土品が時代ごとに分けて展示されています。
ぜひ足をお運びいただき、古のロマンを感じていただけたらと思います。
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