令和6年2月15日　市長メッセージ「市議会定例会が始まりました」

　本日から「令和6年第1回市議会定例会」が始まりました。
　今回の市議会では「令和6年度一般会計予算案」など38議案を上程しています。
　会派代表者からの総括質問は2月22日、26日に、一般質問は27日、28日に行われます。

　今回の予算の主な特徴をご紹介すると、

（1）令和6年度は「第6次総合計画」の初年度であり「まず、子どもの幸せから始める」という基本姿勢に基づき、こども・教育施策を最優先で予算化しています。特に、「教育大綱」も同時にスタートすることから教育環境の充実に重点を置いています。
　具体的には、「校内サポートルームの充実」、「全中学校での放課後無料学習支援」、「全小・中学校体育館への空調整備のための設計」などを行います。

（2）8月1日には市制施行から70年を迎えますが、単にお祝いをするだけでなく、30年後の100周年を見据えた取り組みを進めます。
　具体的には、川西市出身でシンガーソングライターの植村花菜さんに30年後も市民に歌い継がれる新しい「かわにしのうた」を市民と一緒に制作してもらうとともに、8月1日にキセラホールで行う記念コンサートでお披露目します。あわせて、川西市出身で水中写真家の鍵井靖章さんによる「かわにしまるごと水族館」を実施します。また、市内各地でフェスタやナイトマルシェなどのアニバーサリーイベントを開催します。さらに、企業版ふるさと納税などを活用し、アステ川西内の広場を官民協働で新たなコミュニティパークへリニューアルします。

（3）未来を見据え、北部地域のまちづくりを大きく前に進める1年にします。
　具体的には、「北部地域のまちづくり方針」に基づいて、市立川西病院跡地への福祉複合施設誘致のための建物の解体や新たな北部地域の救急・災害拠点整備の準備を進めます。

（4）最後に、厳しい財政状況の中ではありますが、未来を見据えて事業を継続的に実施していくため、引き続き持続可能な行財政体質を構築します。
　具体的には、「働き方改革への取り組み」や「自転車などの駐輪場の運営方法の見直し」、「公園などの維持管理の見直し」など、事業の効率化や見直しを行いながら、新たな施策を行うための財源確保などに取り組んでいきます。

　施政方針や予算の概要の内容など詳しくは下記の市ホームページをご覧ください。

• 施政方針
• 令和6（2024）年度予算