令和6年9月19日 市長メッセージ「令和5年度一般会計決算を発表しました」

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ページ番号1020286  更新日 令和6年9月19日 印刷 

令和6年9月19日 市長メッセージ「令和5年度一般会計決算を発表しました」

令和5年度一般会計決算

 令和5年度一般会計決算を発表いたしました。
 実質収支は3億1,510万円の黒字、実質単年度収支は2億77万円の赤字となりました。
 当初、5億円の財政基金を繰り入れる予定であったことからすると、当初の見込みよりは改善をすることができました。
 これは、市税の伸びにくわえ、歳出面においても執行段階による努力、さらに物価高騰の影響が当初の想定より落ち着いたものと分析しています。
 その結果、基金については、令和5年度末で約94億円となりました。
 平成30年度に約48億円であったことから考えると、隔世の感があります。
 災害時などいざというときに対応する資金は、皆様のご協力により一定の確保ができたと考えております。
 一方で、高齢化による介護保険の財源などへの繰出金の増加など、避けることができない経費にくわえ、こども園や留守家庭児童育成クラブ(学童保育)の大幅な定員増や子どもの医療費の対象者拡大及び所得制限撤廃、さらには中学校給食センターの建設・運営などによる経費の増加など、市民の幸せの実現に向けた取り組みを進めてきました。
 令和5年度に新たに策定した「川西市新時代創造プラン」では、不足する財源にくわえ、子ども・教育施策を中心とした第6次総合計画推進のための新たな夢を実現するための財源を2億円としています。
 収支均衡を目指した行財政改革のステージは終わり、夢を実現するための目標を掲げ、事業を見直す行政経営改革のステージに入ったと考えています。

子どもの声を活かす

 令和6年度中に、子どもたちが当事者として意見表明をできる機会やまちづくりなどに参加する機会を保障するための条例である「(仮称)こども・若者参加条例」を策定する予定です。
 策定するにあたり、「こども・若者による意見表明の条例検討部会」を設置し、子ども・若者から提案をもらいました。
 振り返れば、私自身も子どもの頃には大人達の不条理なルールや学校の校則に反発しながらも、いざ自分が大人になると、同じことをしているのではないかと、一人の父親としても反省させられます。
 子どもが幸せになるためには、子どもが自らの状況について意見表明ができることが大切だと考えていますが、それには、子どもの意見を聞くための環境作りが必要です。
 つまり、大人が変わらないといけないのだと思います。
 今後、条例については、「子ども・若者未来会議」から答申をいただき、市議会での協議、パブリックコメントなどを経て策定してまいります。

秋のイベント

 秋は多くのイベントが開催されます。
 9月23日(月・休)には、「手話まつりin川西」とかわにしふるさと大使である小田井涼平さんの一日警察署長の就任が、9月29日(日曜日)には「地域福祉市民フォーラム」が行われます。
 市民の皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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