令和6年9月4日　市長メッセージ「これからも緊張感をもって取り組みます」

令和6年9月4日　市長メッセージ「これからも緊張感をもって取り組みます」

　先日、近畿の自治体首長が参加したセミナーにおいて講演されていた京都大学防災研究所の中北先生が、今後は台風そのものの数は減少する一方で、一つ一つの台風の規模は大きくなるという予測を示されておりました。
　川西市は過去から猪名川や最明寺川の氾濫と向き合ってきた歴史があります。
　今回、各地で被害をもたらした台風10号、過去の氾濫の経緯もあることから、川西市でも警戒をしておりましたが、警報が発令されることはなく、また、避難所を開設するには至りませんでした。
　これからも、しっかりと災害へ備えていきたいと思います。

　「特別徴収（年金天引き）を予定していた介護保険料及び後期高齢者医療保険料の事務処理誤りに伴う徴収方法の変更」と「令和5年度新築木造家屋の令和6年度課税に関する固定資産税・都市計画税の課税誤り」について、それぞれ8月14日と16日に公表いたしました。
　対象者の皆様、市民の皆様にお詫びを申し上げますとともに、同じようなミスが起こらないよう再発防止に取り組んでまいります。
　令和5年度から、川西市では市の事務処理ミスなどの対応状況を原則全部公開とし、今までであれば公表しなかった軽微なミスなどの概要や対応状況、再発防止策などを毎月15日ごろに一括して市ホームページで公表しています。
　公表することで、市の説明責任を果たし、市民の市に対する信頼を高めることはもちろんのこと、一つの職場で起きた軽微なミスであっても、全庁的に共有し、各職場での事務処理などの点検に活かすことができます。
　今回のケースは、影響を受ける人数が多いことから報道機関へのプレスリリース及び市ホームページへの掲載により個別に公表をいたしました。
　様々な分野にわたる行政の事務において、ミスをゼロにすることは残念ながら現実的ではありませんが、たとえミスが起きたとしても、その内容を庁内で共有し、ミスを自分ごとにすることで、さらなる大きなミスを防いでいきたいと考えています。
　これからも緊張感をもって取り組んでまいります。

　この夏は、いちじくの品評即売会や猪名川花火大会、70周年記念事業のイベントなど催しが目白押しでした。比較的天候にも恵まれ、台風の影響で中止になった一部のイベントを除き実施することができました。
　イベントを通して30年後に笑顔をつなぐ共通の思い出がたくさんできたのではないかと、笑顔つづく未来への思いを強くしています。

　現在、市議会定例会が開会されています。本日から6日までは一般質問が行われます。
　ライブ中継もありますので、ぜひ関心を持っていただければ幸いです。