令和5年8月15日　市長メッセージ「8月15日　平和への思いを込めて」

市内に暴風・大雨警報が発表されました

　台風7号の影響で、昨日午後10時14分に川西市に暴風警報が、本日午前3時15分に大雨警報（土砂災害）が発表され、午前8時からは不安があるかたが早めに避難できるように小学校など市内18箇所に避難所を開設しました。

　午前9時には災害対策本部を設置し、災害への対応をしているところですが、今後、風雨がより強くなる可能性がありますので、皆様におかれましては、引き続き、テレビでの気象情報のほか、市ホームページやSNS、サンテレビのdボタンでの災害情報にご注意ください。

　

8月15日　平和への思いを込めて

　本日78回目の終戦の日を迎えました。戦争で犠牲になられた皆様に哀悼の誠を捧げます。

　川西市では、令和2年から戦争の惨禍を次世代に引き継ぐため体験談話を募集しており、戦争を体験された世代のかたから幅広く体験談が寄せられています。戦争を教科書の中の出来事で終わらせるのではなく、生身の人間が経験した現実として次の世代に引き継いでいきたいと考えています。また、毎年8月6日に中高生2名を「折り鶴平和大使」として広島に派遣し、川西市を代表し平和記念式典にも参加いただいています。単に広島を訪問するだけではなく、若い世代がさらに次の世代へ平和へのメッセージを伝える役割を担っていただきたいと思っています。

　昨年、ロシア国によるウクライナ侵攻は、市民の幸せが平和の上になりたっていることを改めて気づかされた出来事でした。外交や安全保障は国政の課題ではありますが、国民一人一人の平和への意識を醸成していくことは、住民に最も身近な自治体の役割の一つです。これからも様々な機会を通じ、平和への取り組みを進めていきます。