令和6年2月1日　市長メッセージ「市民文化賞と市民栄誉賞を贈呈」

　2月に入りました。間もなく立春を迎えますが、寒さの厳しい日が続いています。

　1月1日に発生した能登半島地震から一ヶ月がたちました。すでに、川西市も被災地での避難所の運営や応急給水、行方不明者捜索などの活動、家屋被害認定調査のために職員を派遣しています。被災地は依然として厳しい環境にあると報告を受けていますので、引き続き支援を続けていきます。

　昨年12月28日には「SANO企画・画廊シャノワール」経営の佐野恵美子様に市民文化賞を、本年1月15日には日本プロサッカーリーグ　ヴィッセル神戸監督の吉田孝行様に8年ぶりとなる市民栄誉賞を贈呈しました。

　佐野様は平成6年に「SANO企画・画廊シャノワール」を開館し、様々なアーティストが制作した油彩・水彩・墨絵・版画・陶芸など、見る人を惹きつけるあらゆるジャンルの作品を展示されています。また、市芸術家協会のチャリティ展示会をはじめ阪神・淡路大震災や東日本大震災に関連した展示会など、利便性の良い阪急・能勢電鉄川西能勢口駅前で年間に約40回以上の展示を行うなど、多彩なアーティストとのつながりを拡げ、誰もがアートに触れられる機会を提供し続けておられます。

　実は、私の中学生時代の恩師でもあり、贈呈式当日は思い出話に花が咲きました。

　吉田様は、東谷中学校卒業後、高校サッカー強豪校の滝川第二高等学校を経て横浜フリューゲルス（現横浜F・マリノス）に入団されました。その後、他のクラブを経て、ヴィッセル神戸に移籍され、現役時代はフォワードとして活躍されました。現役引退後は、ヴィッセル神戸のコーチに、一昨年6月には3度目のヴィッセル神戸の監督に就任され、昨年は明治安田生命J1リーグでヴィッセル神戸を初優勝に導くなどし、誇りあるJ1優勝監督賞をはじめて受賞されました。

　私も「ヴィッセル神戸を応援する首長の会」に所属しており、優勝が決まった試合をノエビアスタジアムで観戦することができました。これからも、吉田監督を応援していきたいと思います。

　2月15日から令和6年第1回市議会定例会がはじまります。私から令和6年度の施政方針演説と、これまで庁内で協議を続けてきました新年度予算案を提出させていただきます。

　ぜひ、傍聴をしていただければと思います。