令和6年4月3日　市長メッセージ「川西市黒川里山センター新棟がオープンしました」

新年度がスタートしました。

今年度は新たに26名の新規採用職員を迎えました。
緊張しながらも目をキラキラ輝かせている新規採用職員の姿に刺激をもらい、改めて令和6年度も職員一丸となって誠実に市政運営を進めていく気持ちを新たにしました。
新人研修では私自身が講師となり、架空の市の課題について、グループで話し合い、その結果を発表してもらいました。この講座を通して市政への取り組み方や業務への向き合い方などを感じてもらえたのではないかと思っています。
職員一人一人の成長は市民の皆さんの幸せに結びつきます。私も含め学び続ける組織でありたいと考えています。

本日4月3日に川西市黒川里山センターの新棟がオープンしました。
この施設は「日本一の里山」と称される豊かな自然や景観を生かした里山保全・自然体験などを行う交流拠点や、関係人口の拡大による地域課題解決の場としての機能など、まちづくりを支援する拠点として位置づけています。
また、黒川地区の防災拠点としての機能も兼ね備えています。
黒川里山センターの指定管理者で、子どもたちの居場所づくりとして多くの自主事業を実施している「NPO法人コクレオの森」が管理運営を行います。
令和4年度には物価高騰の影響を受け、2度の入札不調となるなど、今までにない苦労もありましたが、新しい拠点としてふさわしい施設になったと感じています。

また、令和6年度には黒川里山センター（旧黒川小学校南北棟）の耐震改修工事を行います。
改修費用のクラウドファンディングを行ったところ、約1,000万円のご寄付を頂きました。令和2年には里山保全のために500万円の寄付を頂いていることから、併せて活用したいと考えています。
里山を持続的に守っていくためには、豊かな自然を生かした取り組みが必要です。
この施設も単に建てるだけではなく、今後、皆さんと一緒に活用方法を考えていきたいと思っています。

なお、4月7日（日曜日）には「黒川里山マルシェwith花まつり」が開催されます。
地域の様々なお店の出店、自然観察、工作、ヨガ、菊炭ツアーなどの体験や、歌や楽器のパフォーマンスもあります。
是非足を運んでいただき、春の里山で遊んでみてください。

• 黒川里山マルシェwith花まつり（外部リンク）