令和6年5月29日　市長メッセージ「6月5日から市議会本会議が始まります」

　近畿地方の梅雨入りは例年より遅く、6月中旬頃だと言われていますが、皆さん災害への備えは、万全でしょうか。
　昨日は、活発な前線接近に伴う大雨により、午前6時26分に大雨警報（土砂災害）が発表されました。
　正午からは不安がある人が事前に避難できるよう、小学校など市内18箇所に事前避難所を開設しました。
　道路側溝や水路から水が溢れたり、道路の通行止めなどはありましたが、大きな被害はありませんでした。
　今後もしっかりと災害に備えていきたいと思います。
　川西市では5月21日から能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市に下水道施設の応急復旧、災害復旧工事の設計・施工監理、漏水調査等のため、上下水道局の職員を1名派遣しています。
　派遣職員は各年度で交代する予定としておりますが、令和9年3月31日までの約3年間派遣する予定としています。
　復旧の遅れが言われていますが、被災者に寄り添った活動を行い、市としてしっかりと支援していきます。

　5月16日の市長メッセージでお伝えをいたしましたが、5月18日には川西市出身でプロテニスプレーヤーの奈良くるみさんに「かわにしふるさと大使」にご就任いただきました。
　その後の奈良さんのテニス教室では、子どもたちに笑顔が溢れ、プロの指導に目を輝かせていました。
　これからも、子どもたちにこのような機会を提供していきたいと考えています。

　また、6月3日には川西市出身で現在、タレント・俳優として活躍されている歌謡グループ「純烈」の元メンバーである小田井涼平さんに新たに「かわにしふるさと大使」にご就任いただきます。
　就任式の様子は改めてご報告させていただきます。

　本日は令和6年第2回市議会定例会に向けた議会運営委員会が開催されました。
　6月5日からは本会議が始まります。
　この議会では農業委員会委員の任命や人権擁護委員候補者の推薦などの人事案件、補正予算案など39件の議案を提出します。

　今議会で提案する一般会計補正予算案では、北部地域の救急拠点である新たな消防署の整備に関する詳細設計の委託費や帯状疱疹ワクチン接種への助成などの経費を計上しています。
　特に新たな消防署については、老朽化している北消防署と多田出張所を統合することで、今まで以上に質の高い消防行政を実現していきたいと考えています。
　また、同補正予算案では、企業版ふるさと納税を活用しご寄付いただいた資金を財源に、みつなかホール修繕のためのチャリティーコンサートを開催するための経費や、市民の方から救急車両購入費用のご寄付の申し出をいただいたため、令和7年度以降に更新予定であった救急車両の購入のための経費を計上しています。

　6月13日から一般質問、18日から常任委員会を経て、28日に最終日の予定です。
　議員の皆さんとしっかりと議論していきます。
　本会議、一般質問では動画によるライブ配信をしておりますので、ぜひご覧ください。