「川西の教育」アクションプラン検討委員会

「川西の教育」アクションプラン検討委員会

教育長メッセージ

　今年度、第1回「川西の教育」アクションプラン検討委員会が5月30日に開催されました。このアクションプランとは川西市の教育大綱に基づき、さまざまな実践を行っている教育保育現場の取り組みを、こども主体の学び・遊び、こども主体の運営という理念の下、「学びの道標（QUEST）」として「Question（まなぶ）」「Unite（つつむ）」「Engage（たずさわる）」「Share（つながる）」「Transform（ととのえる）」の五つの観点から取りまとめたものです。昨年度までは川西市全体のコンセプトをまとめるところまで創り上げてきましたが、今年度はそれに前述した市内学校園所の実践を書き加えて完成させることが目標です。

　昨年度と同様、市教育委員会からの指導で作成するのではなく、市内各学校園所の教育保育職員から有志を募って、市教育委員会事務局のプロジェクトチームのメンバーと一緒に創り上げていきたいと考えています。第1回目の検討委員会では、就学前教育・保育から7名、小・中・特別支援学校から14名の教育保育職員が集まってくれました。私のほうで作成の目的について説明させていただいた後、さっそくグループワークが始まります。「『実践集にはどのような取り組みを載せるのか？』を考える」というテーマで、それぞれ自分の校園所実践を思い浮かべ、「どの実践を載せるのか」「なぜそう判断したのか」を協議しました。

　予定では今年度中に五回の検討委員会を開催し、来年1月ぐらいを目途に完成させる予定です。新学習指導要領の改訂もにらみながら、川西市の「こども主体の学び・遊び」「こども主体の運営」とともに、共に学び合う教育保育職員の同僚性も育んでいけたら、と考えています。

• グループ協議ワークシート （PDF 426.1KB）