新学習指導要領に向けた「学びの探究」

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1022774  更新日 令和7年8月19日 印刷 

新学習指導要領に向けた「学びの探究」

教育長メッセージ

アステ会場での文部科学省田村学主任視学官の講演の様子

 毎年、学校の夏季休業期間を活用して開催される川西市教育委員会主催の「学びの探究」研修会、今年度は文部科学省主任視学官の田村学先生をお招きして、現在諮問されている新しい学習指導要領の理念と方向性、そして子どもたちの深い学びについて、研究・協議を行いました。

 午前中の田村先生の講演はアステ市民プラザを会場とした講演会と、その様子をオンラインで学校園所現場に配信して参加する、ハイブリッド形式で開催しました。田村先生は昨年諮問され、現在協議されている新しい学習指導要領について、現状の課題を踏まえて、これから社会に生きる子どもたちが身につけてほしい力を、教育・保育でいかに育成していくかという現場目線の視点を大事にしながら、解説していただきました。これからの学びは知識の量を問うのではなく、自ら疑問を持ち、その課題を自ら学びの道筋を立てながら、仲間と協働して、一つではない納得解を導き出すためのものであることを、ユーモアを交えながらお話ししてくださいました。

 午後からは先行的な取り組みの実践発表。川西中央保育所・川西市立東谷小学校・川西市立明峰中学校がそれぞれの実践を、そのねらいや手法、課題や成果を交えてプレゼンテーションしました。中学校を中心とした各会場にも配信され、その後「こどもを主体とした学び・遊び」について、さまざまな職種の教育保育職員が意見交流を行いました。実践発表の会場となった川西市立川西小学校では、田村先生を交えて活発な意見交流を行いました。終了時間が過ぎた後でも、各グループが田村先生に日頃の疑問や意見をぶつけて熱く語り合っていた姿が印象的でした。何よりもお忙しい中、一日中川西市の教育保育の研修に参加してくださった田村先生には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。

 研修は何より実践に結びついていくことが大切です。今日の学びが教育保育に携わる教職員の学びとなり、ひいては子どもたちの深い学び・遊びにつながっていくことを期待しています。

川西小学校を会場にした分科会の様子

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

質問1:このページは分かりやすかったですか?
質問2:質問1で(2)(3)と回答されたかたは、理由をお聞かせください。(複数回答可)


 (注)個人情報・返信を要する内容は記入しないでください。
所管課への問い合わせについては下の「このページに関するお問い合わせ」へ。

このページに関するお問い合わせ

教育推進部 教育総務課

〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所3階
電話:072-740-1256(就学担当)・072-740-1241(教育総務担当) ファクス:072-740-1327
教育推進部 教育総務課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。