「ともに学ぶ環境」をめざします
ページ番号1023386 更新日 令和7年11月25日 印刷
「ともに学ぶ環境」をめざします
教育長メッセージ

全国的に少子化が進む中、川西市でも同様の傾向が見られ、市内の児童・生徒数は年々減少しています。昨年度有識者や保護者・学校関係者で構成される「学校のあり方審議会」の答申を受け策定した基本方針に基づき、連続して単学級となっている状況の川西市立清和台小学校と川西市立清和台南小学校を対象に、これからの学校のあり方について、これまで意見をお聞きしながら協議を進めてまいりました。今年3月の清和台地区地域説明会から、関係する学校運営協議会委員で構成される「清和台地区学校のあり方を検討する懇話会」での協議、当該小学校の保護者・教職員や未就学児保護者を対象にした意見交換、そして当該小学校高学年の児童とともに学びの場を設け、川西市教育委員会として『清和台小学校と清和台南小学校の児童がひとつの学校でともに学ぶ環境をめざす』方向性を決定し、総合教育会議においてもその内容を報告させていただきました。
方向性を決定した理由は大きく次の三つが挙げられます。
1.学校教育においては、子どもたちがそこに集う人びとを含め、多様な価値観に触れ、互いを認め合い、協力しあう経験を通じて、一人ひとりの資質や能力を伸ばす教育環境をつくることが重要である。このような教育環境を実現するためには、ひとつの学校でともに学ぶ環境が望ましい。
2.各学年が複数クラスとなり、人間関係の固定化を防ぎ、トラブルが発生した場合でも関係の再構築に繋げることができる。
3.清和台地区内は、児童が通学可能な距離である。また、必要に応じて通学支援を行うことで、環境の変化により通学の負担が大きくなる児童に対応できる。
ただ、ともに学ぶ運営場所や開始時期に関しては、今後、少子化が見込まれる状況において、清和台地区の子どもたちが将来にわたって室の高い教育を受けられるように、引き続き、保護者や地域の意見を聞きながら進めていきたいと考えています。
前述した懇話会では長期的な学習環境を考える意見も出され、義務教育学校の「加古川市立両荘みらい学園」を視察しました。また、清和台小学校・清和台南小学校の児童・教職員と展開した学びでは、義務教育学校や大規模校・小規模校との児童とオンライン交流を行い、質問や意見を交わしました。
12月13日・14日の第2回清和台地区地域説明会では、その方向性と協議の経緯などをご説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


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