令和5年3月15日 自立活動を核とした学び
ページ番号1017537 更新日 令和5年3月30日 印刷
自立活動を核とした学び
教育長メッセージ
3月15日の学校訪問は「川西市立川西養護学校」。川西市・猪名川町在住の肢体不自由の子どもたちを中心とした特別支援学校です。午前中の授業では、小学部から中学部・高等部の児童・生徒が、自立活動を中心とした授業をそれぞれの先生がたと一緒に展開していました。
身体に力が入って硬直化しやすい児童・生徒には、先生が全身をもみほぐしながら脱力を促します。「身体が柔らかくリラックスすることで子どもたちの心も落ち着き、外部からの情報を受け取ったり、自身の意思表示が出しやすくなったりするんです。」と、活動の内容を説明していただき、「なるほど」と納得。他のいろいろな場面にも通じることです。ガムを使いながら噛む力をつけている生徒もいます。日常の積み重ねが子どもたちの自立につながっていく、子どもたちと先生がたの信頼関係が感じられる場面でした。
養護学校では児童・生徒会活動などの自主活動も活発で、お昼の放送をオンラインで流したり、手作りの栞を先生がたに販売したり、また実習でお世話になったケーキ屋さんの校内発注をしたりしています。児童生徒が様々な人と関わることでコミュニケーションを学ぶ機会になります。また同時に関わる私たちにとっても大きな学びの機会ともなります。
コロナ禍の対応が変わりつつあるこの機会に、川西養護学校の児童・生徒及び教職員の学ぶ機会に接していただければ、と考えています。
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