令和4年10月21日　市立就学前施設を訪問しています

市立川西こども園を訪問しました

教育長メッセージ

　時間に余裕があればできるだけ教育・保育現場を視察しようと、スケジュールの合間を縫って学校園所を訪問するようにしています。今日は令和2年4月に開園した川西こども園を訪問。今年度着任した園長に子どもたちの活動を紹介していただきながら、実際の保育活動を見学しました。

　見学して印象に残ったのは、0歳から5歳までの長い期間を見据えながら、それぞれの教室で子どもたちの成長を促す様々な取り組みがなされていること。職員一人ひとりの願いをチームとして協働しながら活動につなげていることです。例えば、様々な色のついた円形の紙を、プラスチックの瓶のフタの切れ込みに投入。まるで貯金箱のようです。子どもたちは夢中で紙のコインを投入しています。2枚一度に投入しようとして詰まってしまうと、上手にフタを回して詰まったコインを引き出します。子どもたちの成長過程をしっかり把握しながら、どの教室にも子どもたちの意欲を刺激するための環境設定がなされています。「個別最適化」が求められている学校教育にも参考になりますね。まさに「遊びの中に学びあり」です。

　見学の後は園長と懇談。管理職としての「リーダーシップ」や「マネジメント」について意見交流を行いました。責任の重い役職であるからこそ、悩みが尽きない毎日ですが、子どもたちの成長や教職員の資質向上を励みに奮闘しています。今日の訪問で、市内の就学前施設は今年度一巡しました。でも機会があれば、また見学させていただきたいと思います。