令和4年7月7日　学びのスペース「セオリア」を見学しました

学びのスペース「セオリア」を見学しました

教育長メッセージ

　定例教育委員協議会の開催前の時間を活用して、坂本委員・治部委員・佐々木委員の3名の教育委員のかたがたに、学びのスペース「セオリア」を視察いただきました。

　学びのスペース「セオリア」は同じ建物の中で移設・リニューアルを行い、昨年12月中旬より再開、今までより広いスペースで活動を行うことができるようになりました。ここ「セオリア」では、相談員や学生ボランティアの支援を受けながら、児童・生徒が小集団による体験や学習などを通して、自立心や社会性を養うための活動を行っています。さまざまな理由から学校での活動が難しいと感じた子どもたちが、自分のペースでそれぞれの課題に対して主体的に取り組んでいます。

　川西市では今年度から全中学校に「校内フリースクール」を設置し、教室や集団で学ぶことが難しい生徒の学びの場の提供も行っています。もちろん、子どもたちが小中学校・養護学校のそれぞれで学び合えるよう、魅力ある学校づくりに努めていくことは大切なことです。しかし、学校以外の場所でも、それぞれの場所で子どもたちが主体的に学んでいくことができる場を提供することも同じように大切であると考えています。

　学びのスペース「セオリア」がそういった学びの場として、子どもたちが主体的に充実した活動ができるよう、今後も教育委員会として支援を継続していきます。