令和4年11月11日 市指定研修「生徒の実態把握をベースにした主体的に学ぶ生徒の育成」

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ページ番号1016111  更新日 令和4年11月24日 印刷 

市指定研修「生徒の実態把握をベースにした主体的に学ぶ生徒の育成」

教育長メッセージ

全体会

 川西市教育委員会では毎年度テーマを絞って、市内小中学校・特別支援学校及び市立幼児教育保育施設、市内民間教育保育施設を対象に、「市指定研究会」を実施しています。今日は、令和3・4年度市指定研究校となった川西市立多田中学校の研究発表の日です。

 多田中学校では見出しのテーマのもと、生徒一人ひとりの学習の状況を複数の教職員がチームとなって多角的に把握し、授業全体の中でその子ども理解に基づいた支援を行う、いわゆる「ユニバーサル・デザイン」に基づく学校運営について研究を重ねてきました。純粋に学び(遊び)に向かっていた子どもたちも様々な経験を経て、自らの学びの在り方に迷ったり挫折したりして、学習に向き合うことが難しくなってきます。また、学習内容の理解の仕方も、「文字言語」での理解が得意な生徒もいれば、「音声言語」による理解が得意な生徒もいるなど、それぞれの学び方の違いを本人はもとより周囲も理解していく必要があります。

 チームとして多角的に子どもを理解することによって、偏った理解や表面的な解釈に陥らず、生徒を肯定的に捉えることができるようになるとともに、教職員一人ひとりの子ども理解も深くなっていきます。今回の授業ではペアやグループによるワークが多く見られました。教える側の一方的な情報伝達だけでなく、「発信」や「交流」などの協働的な学びによって、自らの学びに向かう姿勢も深まっていきます。

 全体会では多田中学校の取り組みについて報告があった後、関西国際大学の中尾繁樹教授による講演も行われました。今回の指定研究会には、幼児教育保育の職員や小学校の教員、事務局の指導主事などが参加、200名以上の職員が対面して共に学ぶ機会となりました。子どもたちの良きモデルとして、私たち一人ひとりが学び続けることの大切さを再認識した研究会でした。

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