分譲マンション適正管理の普及・啓発
ページ番号1015120 更新日 令和6年6月25日 印刷
分譲マンションの適正管理
背景
分譲マンションの課題
分譲マンションは、土地利用の高度化の進展に伴い、職住近接という利便性や住空間の有効活用という機能性から、重要な居住形態として定着しています。一つの建物を多くの人が区分して所有するため、共同生活に対する意識の相違、意思決定の難しさ、権利・利用関係の複雑さなど、建物を維持管理していく上で、多くの課題を有しています。
老朽化したマンションの増加
特に、今後、建設後相当の期間が経過したマンションは、急激に増大していくものと見込まれます。老朽化したマンションは、適切な修繕がなされないままに放置されると、区分所有者など自らの居住環境の低下のみならず、周辺の住環境や都市環境の低下を生じさせるなど深刻な問題を引き起こす可能性があります。
分譲マンションの適正管理
生活の安定向上と経済の健全な発展に寄与するため、管理組合は分譲マンションを適正に管理するとともに、行政は分譲マンションの管理の適正化を推進していく必要があります。
分譲マンション管理セミナー
令和6年8月3日(土曜日)に「分譲マンション管理セミナー」を開催します。詳細や申込は以下のページをご確認ください。
分譲マンション アンケート
目的
本市では、昭和40年代から分譲マンションの建設が始まり、築年数が50年以上経過したマンションも徐々に増えてきました。
築年数の進んだ分譲マンションは建物の老朽化に加え、居住者の高齢化や住居の賃貸化、さらには空き家の増加が進むほか、役員の担い手不足や修繕積立金の不足を招き、管理組合が十分機能しなくなることが懸念されます。今後は、管理不全による危険な老朽化マンションの発生を未然に防止していくことが求められます。
このような状況を鑑み、市内の「分譲マンション管理の現状」を把握するため、管理組合を対象とした調査を令和3年度に実施いたしました。
調査概要
- 調査方法:市内の分譲マンション管理組合に対して、アンケート調査を実施
- 調査期間:令和3年11月11日~令和4年1月24日
- 回収結果:回収率 68.4%(106件/155件)
- 調査項目:管理組合の状況、建物の管理状況を中心に、建替などの検討や支援制度の認知など管理組合の意識に関する設問
調査結果
マンション管理に関する情報
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