地震による電気火災対策として感震ブレーカーを設置しませんか?

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ページ番号1005450  更新日 平成30年3月8日 印刷 

阪神・淡路大震災、東日本大震災では、電気器具の転倒による火災や停電後の電気復旧時に火災が発生する通電火災が多発しました。このような震災時における火災に対する出火防止対策として有効なのが『感震ブレーカー』です。

地震時の電気に起因する主な出火状況

出火状況

感震ブレーカってなに?

感震ブレーカーってなに?

地震が起きた後の電気による出火を防ぐためには、ブレーカーを落とすことが有効です。しかし、地震発生時にすぐそのような行動がとれるとは限りません。「感震ブレーカー」は、あらかじめ設定した震度以上の地震が発生した際に、自動的に電気の供給を遮断しますので、電気による出火防止に効果的です。

分電盤タイプ(内蔵型)

分電盤内蔵型

分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを落として電気を遮断するタイプです。

分電盤タイプ(後付型)

分電盤後付型

感震遮断機能のない既存の分電盤に感震リレーを外付けするタイプで、漏電ブレーカーが設置されている場合に設置が可能です。

コンセントタイプ

コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、そのコンセントから電気を遮断するタイプです。

簡易タイプ

簡易タイプ

ばねの作動や重りの落下によりブレーカーのノブを操作し、電気を遮断するタイプです。


タイプ別の特徴
 
価格
電気工事
分電盤タイプ
内蔵型
約5~8万円(標準的なもの)
必要
後付型
約2万円
コンセントタイプ
約5,000円~約2万円
必要な場合あり
簡易タイプ
           3,000円~4,000円程度
不要

感震ブレーカーを設置するにあたっての留意点

  • 設置状況によっては、各地の発表震度が設定作動震度より小さい場合でも作動したり、逆に大きい場合でも作動しなかったりする場合がありますので、設置の有無に関わらず、地震発生後に自宅から避難する際は、ブレーカーを切るようにしてください。
  • 生命の維持に直結するような医療用機器を設置している場合、平時から停電に対処できるようバッテリーなどを備えてください。
  • 夜間などに大規模な地震が発生し、感震ブレーカーが作動した場合、避難時の照明が確保できない可能性がありますので、一般的な防災対策としても停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備してください。
  • 復電する場合には、事前にガス漏れなどがないことの確認や、電気製品の安全の確認を行ってください。
  • 設置方法や設置環境などに応じて、経年劣化などが生じるおそれがありますので、定期的な作動性能の確認や、必要に応じて部品などの交換が必要になります。
     

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消防本部 予防課

〒666-0017 川西市火打1丁目15番23号
電話:072-757-9946 ファクス:072-757-3379
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