ブロック塀の安全対策

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ページ番号1007168  更新日 平成30年8月20日 印刷 

ブロック塀の安全対策

 平成30年6月18日に大阪府北部を震源とする地震により、大阪府高槻市においてコンクリートブロック塀が倒壊し、府民の方が死亡される事故が発生しました。
 ブロック塀は、プライバシーの確保や防犯の役割を持っていますが、地震によって倒壊したブロック塀は道路をふさぎ、被災者の避難や救助活動を妨げるばかりか、人命を脅かす凶器となる可能性があります。また、ブロック塀は私的財産であり、所有者の責任における管理が必要です。
 一般的なブロック塀は建築基準法に以下のように基準が設けられています。ブロック塀の安全性を確認しましょう。

主なブロック塀の基準(補強コンクリートブロック造)

補強コンクリートブロック造の塀

  1. 高さは2.2メートル以下とし、壁の厚さは15センチメートル(高さ2メートル以下の塀にあっては10センチメートル)以上とします。
  2. 縦筋は直径9ミリメートル以上のものを80センチメートル以下の間隔で入れます。この鉄筋は基礎のコンクリートを打ち込む前に建て並べておき、基礎のコンクリートに十分定着させなければなりません。
  3. 壁頂では、横筋にかぎがけして固定させます。
  4. 壁頂の横筋は直径13ミリメートル(塀の高さが1.2メートル以下の場合は、9ミリメートル)以上とします。
  5. 横筋は両端にかぎをつけ控壁位置の縦筋にかぎかけとします。
  6. 控壁は壁の長さ3.4メートル以内ごとに、塀の高さの5分の1以上突出したもの設け、9ミリメートル以上の鉄筋を入れて壁体とつなげます。なお控壁や壁頂はコンクリートブロックを積むよりも、現場打ちコンクリートにした方がより堅固になります。
  7. 基礎の丈は、35センチメートル以上とし、根入れの深さは30センチメートル以上とします。
  8. 高さ1.2メートル以下の塀は、(6)、(7)の基準は準用されません。

ブロック塀の自己点検

 既存のブロック塀の安全確認については、国土交通省のホームページや社団法人全国建築コンクリートブロック工業会のホームページ(以下にリンクがあります。)などで詳しく紹介されています。また同ホームページでは、既存のブロック塀の自己点検を行う事ができます。ご不明な点は、専門知識のある建築士などにご相談ください。

専門家への相談について

 ブロック塀に関する専門家への相談については、一般社団法人兵庫県建築士事務所協会に協力を依頼していますので、以下の連絡先までお問い合わせください。

一般社団法人兵庫県建築士事務所協会 阪神支部
 株式会社横山建築事務所 横山 嘉夫 (電話)070-5658-0011

(注1)電話での相談のみ無償。(訪問による調査などは有償となります。)
(注2)工事などの相談(工事業者の紹介など)は対応できません。

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このページに関するお問い合わせ

都市政策部 建築指導課

〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所5階
電話:072-740-1204
都市政策部 建築指導課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。