令和3年3月22日　市長メッセージ「LINEに関する事業の取り扱いについて」

　川西市では市民の利便性向上の観点からLINEを活用した事業を行っています。
　この度、LINE社の保有する利用者の個人情報などについて海外からのアクセスが可能な状況にあったとの報道を受け、ICT総合戦略会議事務局において関係事業者からヒアリングを行い、市としての方針を決定したのでご報告いたします。

【AIチャットボットによるQ＆Aサービス】
　個人情報を取り扱っておらず、事業を継続します。

【公金のLINE Payによる支払い】
　市からLINE社に対して直接の個人情報の提供は実施しておらず、事業を継続します。

【「くらしとしごとの応援相談」（いわゆるLINE相談）】
　個人情報に係るデータについては、LINEの管理するサーバ及び、個別に契約している事業者が管理するサーバに保存していますが、報道にあるような海外からのアクセスを受けたという事実はないとの説明を受けました。原則として事業は継続しますが、LINEでの相談に不安を持つかたがいる可能性もあることから、電話での相談も実施できる旨を案内します。

【電子プレミアム付商品券】
　3月15日で終了いたしましたが、個人情報に係るデータについては、LINEの管理するサーバにはなく、個別に契約している事業者が管理するサーバに保存していますので、報道にあるような海外からのアクセスを受けたという事実はないとの説明を受けています。

　なお、市ではLINEに限らず個人情報を収集する業務について事業者と契約する際には、個人情報の保存場所やアクセス管理の方法などについて、具体的な説明を求めることにしています。

　市がLINEを活用して行う事業について、今後も市民の皆さまに安心してお使いいただけるよう、引き続きLINE社に対して情報管理の徹底と説明責任を求めてまいりたいと考えています。