川西のいちじく
ページ番号1003092 更新日 平成30年4月2日 印刷
川西特産のいちじく 朝採りの恵み
川西のいちじくは、最盛期である8月上旬ごろから9月中旬ごろまで、市内の直売所(川西南部直売所、四季の郷)のほか市場を通じて、阪神間のスーパーなどで販売されます。完熟で収穫されるため、お早めにお召し上がりください。
いちじく(無花果)
川西は現代いちじく発祥の地
川西のいちじくの歴史は、昭和初期、広島県の桝井光次郎氏がアメリカから帰国する際、フランス人の友人からもらった北米原産のドーフィン種を持ち帰り、果樹地帯であった川西に注目し、萩原に住んでいた友人の前川友吉氏と当地での栽培に成功。桝井ドーフィンという品種を作り出し、神戸、和歌山や愛知へと栽培が広がりました。
現在、桝井ドーフィン種は国内のいちじくの大部分を占めるようになり、海外へも広がっています。
川西の出荷量は神戸市に次ぎ県内2位で、 現在、市内の南部地域の久代、東久代、下加茂、加茂、栄根、小戸、出在家、萩原などで約12ヘクタール、約110戸の農家で栽培され、年間約400トンが出荷されています。
朝採り・完熟が特徴
川西のいちじくは、一番おいしい状態で食べていただくため、完熟のものを 早朝から収穫し、朝早くには市場などに出荷されます。そのため、その日のうちに店頭に並びます。
これは、阪神間の大消費地が近いことと、一番おいしいいちじくを食べてもらおうと毎日早朝から収穫する農家の皆さんの努力により支えられている川西のいちじくの最大の特徴です。
愛称は「朝採りの恵み」
平成27年に桝井ドーフィン栽培開始から90周年を迎えたことから、いちじくの愛称を公募し「朝採りの恵み」に決定しました。
いろんな川西のいちじくを楽しみませんか
いちじくを使った加工品やレシピを紹介します。
いちじくワイン川西の朝露
特産のいちじくでまちおこしをと、平成5年から川西市と川西市農業協同組合(現JA兵庫六甲)が共同で開発研究協議会を発足し、「いちじくワイン」の開発を行ったものです。
ワインの味・種類については、女性に好まれる「やや甘口」で、またいちじくを搾汁したそのままのこはく色を帯びた「白ワイン」です。平成6年に、このいちじく100%のワイン名称を公募し、「川西の朝露」と名付けました。平成20年5月にリニューアルし、さらにおいしくなりました。
お問い合わせは、JA兵庫六甲川西営農支援センター(電話番号072-757-3575)へ。
いちじくのスイーツは豊富な種類が揃っています
川西・猪名川菓子工業組合加盟の和洋菓子店が特産品のいちじくを使用して「いちじくスイーツ」を開発し、販売し、川西のおみやげとして、また生のいちじくは苦手という人にも好評を得ています。また、洋菓子店では旬のいちじくを使ったいろいろなケーキがラインナップされ、どれを食べようか迷うかもしれません。
販売は市内の各店舗で販売しています。
詳しくは、川西市商工会内川西・猪名川菓子工業組合(電話072-794-0013)へ。
いちじくはいろいろな商品になっています。
川西の特産であるいちじくを使った商品が続々登場しています。
- いちじくジャム
家庭で作られる人も多いですが、ジャムはおすすめです。農家が作ったもの、和菓子屋さんが作ったもの、洋菓子屋さんが作ったものとそれぞれ特徴があり、食べ比べも楽しいかもしれません。
- フィグどれ
壱熟カレーに引き続き、平成25年に大阪青山大学と川西市役所が共同開発しました。
いちじくの甘みと酸味を生かしたドレッシングで、野菜のサラダや海鮮のカルパッチョによくあいます。
平成25年度五つ星ひょうごの商品として選定されました
テレビで紹介されたいちじくを使ったレシピ
絶品とれたてキッチンで紹介された、いちじくの新しい味わいかたをご紹介します。
からし蓮根さんに食べていただきました。
(レシピ情報提供元:かんさい情報ネットten)
(1)川西風ロッシーニ
材料
黒毛和牛100g
フォアグラ40g
いちじく1個
いちじくワイン60cc
赤ワイン20cc
砂糖5g
オクラの花 2
つるむらさき 2
塩胡椒
作りかた
(1) いちじくを縦2分の1にカットし、中の種の部分をくり抜いて取っておく
(2) いちじくワイン、赤ワインを鍋に入れて沸騰させて3分の1まで煮詰め、
砂糖を加えて濃度を調整して、塩で味を整える
(3) 肉を強火のフライパンで色濃く焼いてミディアムレアに仕上げる
(4) フォアグラを強火でステーキにし冷蔵庫であら熱を取って、(1)のいちじくの中に
詰めて、レンジで30秒チンする
(5) 盛り付け
ミディアムレアに仕上げた肉を皿に盛り、その上にいちじくフォアグラをのせ
ソースをかける
(2)いちじく豆腐
材料
いちじく一個
絹ごし豆腐10g
海老1尾
えだまめ2〜3粒
和だし60cc
くず 少々
醤油 少々
作りかた
(1) いちじくを縦4:1に切り中の種の部分をくり抜く
(2) 和だしは味を整え、くず又は片くり粉で濃度をつけて、その中にくり抜いた種を入れ、
味を整える
(3) (1)でくり抜いたいちじくの中に豆腐(少し細か目にしたもの)、えび、枝豆を詰めて、
その中に(2)を入れ、レンジで40秒〜1分チンする
(4) (3)を器に盛り、(1)のフタをして上から(2)をかけて出来上がり
いちじくを使ったレシピ2
平成25年8月に市内外から広くいちじくを使った料理やスイーツのレシピを募集する「いちじくアイデアレシピコンテスト」が開催されました。募集のあったレシピから、いちじくの新しい味わい方をご紹介します。
(レシピ情報提供元:川西市農業振興研究会)
いちじくのほのあまチキンソテー
材料(2人分)
いちじく(完熟) 2個
鶏ムネ肉 300グラム
イタリアンパセリまたはバジル 適量
ソースの材料
塩 適量
こしょう 適量
しょうゆ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 1から2かけ
完熟トマト 1個
作りかた
- オリーブオイルでにんにくを炒めて香りづけし、川西産いちじくと完熟トマトを塩、こしょう、しょうゆのみ味付けし、サッと炒める。
- ソースをかけた鶏ムネ肉のトップにイタリアンパセリ、バジルなどのハーブをのせ、アクセントをつける。
レシピのコメント
ソースの味付けは塩コショウ、しょうゆのみでとても簡単にできます。
いちじくのほのかな甘みとトマトの酸味が淡白なムネ肉によく合います。
チキンのほか、ポーク、あたたかいパスタにも。簡単でかわいくできるので、忙しいお母さんにもおすすめです。
いちじくごま豆腐の梅ドレッシング
材料 流し缶1缶分
いちじくのコンポート 2個
豆乳 1カップ
塩 1つまみ
練りごま 大さじ3
(A)粉寒天 小さじ1、水 1カップ
(B)梅干 1~2個、セロリ 50g、青しそ 5枚、オリーブ油 大さじ2
いちじくのコンポート (注)作りやすい分量
いちじく 5から6個
水 2カップ
白ワイン 50cc
グラニュー糖 80グラム
レモン汁 大さじ1
作りかた
- いちじくのコンポートを作る。
いちじくはきれいに洗う。
鍋に水、白ワイン、グラニュー糖を入れ火にかける。グラニュー糖が溶けたら弱火にし、いちじくを入れて落し蓋をして10分位煮る。火を止めてレモン汁を加え、粗熱をとって冷蔵庫保存する。 - 鍋に(A)を入れて混ぜ火にかける。混ぜながら煮溶かし2分位沸騰させる。人肌に温めた豆乳と塩を加え混ぜる。
- ボウルにいちじくのコンポートを1センチメートル角大に刻んで入れ、練りごまと混ぜ合わせる。
- 3に2を少しずつ加えて混ぜ、流し缶で冷し固める。
- (B)のドレッシングを作る。
梅干は種を除き包丁でたたき、セロリ、青しそのみじん切り(各々水でよくもむ)を合わせ、オリーブ油を加え味を調える。 - 4を12切れに切り分け、梅ドレッシングをのせる。
カマンベールチーズフリッターいちじくヨーグルト添え
材料 (2人分)
ホットケーキミックス 75グラム
牛乳 75グラム
カマンベールチーズ 100グラム
揚げ油 適量
いちじく 1個
ヨーグルト 60グラム
はちみつ 小さじ1
作りかた
いちじくソース
- ヨーグルトをボールにいれる。
- いちじくを一口大に切り(1)に入れる。
- はちみつを入れ混ぜる。
カマンベールのフリッター
- ホットケーキミックスと牛乳を粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- カマンベールチーズに1の衣をつけ180度の油で揚げる。
- いちじくソースをお皿に盛り、その上にカマンベールのフリッターを添える。
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 産業振興課(農林)
〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所2階
電話:072-740-1164 ファクス:072-740-1332
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