令和6年3月4日今年度の研修を振り返って

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ページ番号1019154  更新日 令和6年3月8日 印刷 

今年度の研修を振り返って

教育長メッセージ

川西市立多田東小学校長によるプレゼンテーション

 以前にもお知らせさせていただいた通り、市立校園所を対象として月に一度開催している「校長会議」「園所長会議」「教頭会議」の会議の中で、「協議会」と名付けた学習会を開催しています。各現場での事案や教育・保育に関する取り組みなどをテーマにして、指導主事や校園所長によるプレゼンテーションやグループごとの協議などを実施し、管理職としてそれぞれ学びを深めることのできる学習会を目指しています。

 3月4日の校園所長協議会は年度最後の会議として、学校園所が取り組んだ研究実践の一年間の振り返りを発表する場となりました。川西市立多田東小学校は先行地視察した、愛知県東浦町立緒川小学校の「自由進度学習」についての分析などの報告の後に、「組織力と個人力、そして同僚性」と題して教育課程の工夫と、その基盤となる「校内研修」「自主学習会」「個人研究」「生徒指導」「掲示板の活用による共通理解」についての発表がありました。当該校長の「教職員の育ちを実感した一年でした」という言葉が印象的でした。

 川西市立明峰中学校は、社会科を中心とした生徒のプレゼンテーション能力の育成について報告がありました。明峰中学校は中学1年生よりプレゼンテーションを使った社会科の振り返り学習や国語科の読書紹介などの取り組みを行っていましたが、三年目の今年、文部科学省後援の「第5回スタートアップJr.アワード2023」というプレゼンテーション全国大会で優秀賞一組、特別賞一組の二組が入賞する快挙を成し遂げました。明峰中学校では他に生徒会を中心とした生徒主体の活動が充実しており、生徒会主催の放課後学習会や生徒同士の模擬面接などを実施しており、本市教育委員会が目指す「子どもたちを主体とした学び」「子どもたちを主体とした学校園所運営」が具体的な成果となって表れてきています。三年間続けることの意味、まさに「継続は力なり」と言えるでしょう。

 川西市立川西中央保育所の発表は、「子どもの主体性を育む保育をめざして」と題して、子どもたちが自分たちで発案した運動会の取り組みが報告されました。子どもたちが「以前から取り組んできたこと」「新たに挑戦してみたいこと」などから、自分たちの演技を考えます。特に普段の保育活動を発展させる形で、「ドレスづくり」→「おしゃれやさん」→「体操」→「ダンス」と発展させる中で演技が完成、試行錯誤を経ながら当日一人一人がカウントを取りながら動きを合わせ、クラス全体が一体となった演技となったとのこと。子どもたちの意欲を大切にしながら子どもたち自身で学べるように、支援や環境設定した保育職員の努力はこれからの学校教育も取り入れていくべき視点です。

 大きな目標に向けて、それぞれの学校園所が子どもたちの実態の合わせながら、創意工夫して教育・保育を行っていくこと。私はそれが教育・保育の重要な視点だと考えています。

川西市立川西中央保育所の実践発表

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