令和6年2月15日 職員による主体的な学び

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1019076  更新日 令和6年2月20日 印刷 

教育保育職員の主体的な学び

教育長メッセージ

プレゼンテーションをする教育保育職員

 川西市教育委員会では、幼児教育・保育及び学校現場での職員の主体的な学びを支援するために、毎年度希望校園所を募集して市指定研究会を実施しています。令和6年度からは「学びの深化」と銘打って、子どもたちの主体的な学び(遊び)を支援するための研究テーマを対象に事業を実施します。今日はその審査の日。意欲ある提案が全部で四つも提示されました。

 まずは「川西市中学校社会科研究部会」。『民主主義の担い手を育てる、探究型社会科教育の推進』をテーマに、探究型学習にプラス「子どもたちがどう学ぶか」に視点をあて、教わる生徒から学ぶ生徒への転換を図るという内容でした。

 次に「川西市立川西中央保育所」。今まで研究発表となると学校教育が中心でしたが、幼児教育・保育の現場でも最近研究発表に手を挙げる園所が増えてきました。多忙な中でも自分たちの取り組みにこだわりを持って教育・保育に従事している職員に頭の下がる思いです。テーマは『子どもを主体とした保育を目指して』、子どもが自ら遊びたくなるような自然環境を整えるという、今までとは少し違った視点から教育・保育を考えようという内容でした。

 三番めは「川西市立清和台南小学校」。『新たな教育課程による自律した子どもの育成』をテーマに、チーム担任制や教科担任制、午前中五時間授業など従前の教育課程を見直し、子どもが主体的に学ぶための教育計画の見直しを掲げています。次の学習指導要領で必ず重要な視点として提案されるであろう、教育課程に目をつけたところが素晴らしいですね。

 そして最後は「川西市立緑台小学校」。『総合で子どもと創る学び』として緑台地区の探究をテーマに研究を進めます。緑台小学校は今年度、小学5・6年生による平和学習発表会や英語による台湾の小学生との交流など、すでにさまざまに工夫された学びを展開しています。校内研究推進の核である「うさぎの会」では学級経営や情報管理、働きかた改革など、四つの視点から研究推進を行っているそうです。

 毎年度実施しているこの審査会も年々その充実ぶりが目につきます。一つはプレゼンテーションの内容が深く、また理解しやすくなっていること。もう一つ、これが最もうれしいことですが、現場の教職員自身がプレゼンテーションを行っていることです。教育・保育に携わる私たちが一番大切にしなければいけないことは、私たち自身が学びのモデルとして、「学び続けること」「学び合うこと」です。3月上旬に審査結果が発表されますが、それ以上にこうやって研究に取り組んでいる仲間がいることが最上の喜びです。

社会科部会によるプレゼンテーションの様子

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

質問1:このページは分かりやすかったですか?
質問2:質問1で(2)(3)と回答されたかたは、理由をお聞かせください。(複数回答可)


 (注)個人情報・返信を要する内容は記入しないでください。
所管課への問い合わせについては下の「このページに関するお問い合わせ」へ。

このページに関するお問い合わせ

教育推進部 教育総務課

〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所3階
電話:072-740-1256(就学担当)・072-740-1241(教育総務担当) ファクス:072-740-1321
教育推進部 教育総務課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。