令和6年2月29日デジタル・シティズンシップ

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ページ番号1019147  更新日 令和6年3月8日 印刷 

デジタル・シティズンシップ

教育長メッセージ

小学5年生におけるデジタル・シティズンシップの授業

 デジタル・シティズンシップという言葉をご存知でしょうか。一般的には「責任を持ってテクノロジーを使って創り参加する能力」と定義されています。そして、デジタル・シティズンシップ教育は、「安全」「責任」「他者への尊重」の三つを原則に、「デジタル技術の利用を通じて、社会に積極的に関与し、参加する能力を身につける」ことを目的とした教育とされています。それは単に情報モラルを身につけるという狭義の意味ではなく、社会に積極的に関与する「スキル(技能)」を身につけるという広い視点からの教育です。

 今日はそのデジタル・シティズンシップ教育を授業で展開すると聞き、川西市立明峰小学校の授業を参観しました。対象は5年生。来年度新しく入学してくる1年生に、明峰小学校での過ごし方をプレゼンテーションしようという取り組みです。プレゼンテーションソフトを活用しながら、グループでテーマを決め、どうしたら新入生がわかりやすいかを協議しながら授業は進んでいます。「文字の大きさは?」「どんな色を使えば?」など、小学1年生の教科書も参考にしながら話し合っています。グループで一つのプレゼンテーションを作成することもあって、グループ内の役割分担も重要な鍵となっています。イラストを活用する際には、「これ、著作権大丈夫?」などの声も聞かれ、作業を進める中で自然と情報モラルの視点も学んでいます。

 デジタル社会には残念ながら負の側面もあります。だから使用を禁止するのではなく、これからの社会を考えると自分たちでその負の側面を理解し、その解決のための協議をする力を養わなければなりません。本日の授業者は今年度デジタル・シティズンシップ研究校に一緒に視察にいった教員です。視察の評価も大切ですが、まずは実践していくことでわかってくることも多いと思います。そして何よりも個人としてではなく、学年集団として取り組んでいることが素晴らしいと思います。ここにもまた、「共に学ぼう」という同僚性の萌芽が見られたようで、川西の教育の充実を実感した参観でした。

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