令和4年3月16日　市長メッセージ「令和4年第1回市議会定例会について」

令和4年第1回市議会定例会について

ロシアに対し抗議文を送付しました

　皆さまこんにちは。市長の越田謙治郎です。

　ロシアによるウクライナ侵攻が続いています。市は3月4日にプーチン大統領と駐日ロシア連邦大使宛に抗議文を送付し、市議会でもウクライナ侵略を非難する決議が行われました。現在、予算委員会の中で提案もあり、市役所に「非核平和都市宣言」の懸垂幕を掲示しています。

　現時点では国や県から具体的な依頼はありませんが、今後、全国で避難民の受け入れが必要になった場合は、川西市でもできる限りの対応ができるよう準備を進めてまいります。

　ウクライナの厳しい状況を見ていますと、何気ない日常にこそ幸せがあることを感じずにはいられません。そして、一人ひとりの生命を守るうえで大切な「人権」「平和」「民主主義」を守り続けるには、たゆまざる努力が必要だということをあらためて実感しています。

　いかなる理由があろうと戦争は最悪の手段であり、絶対に認められません。1日も早いロシア軍の撤退と、外交努力によって平和的解決がなされることを願っています。

令和4年度の当初予算案などは25日に採決となります

　さて、2月16日から始まった令和4年第1回市議会定例会では、令和4年度の当初予算案などを提案いたしました。

　令和4年度予算は、「動き出す。川西市」をテーマに編成し、9月には市立総合医療センターや中学校給食がスタートするなど、動き出した川西市を市民の皆さんが実感できる1年にしていきたいと考えています。また、厳しい財政状況が続いてきましたが、長きにわたり取り組んできた行財政改革の効果もあり、51年ぶりに財政基金の繰り入れを行わず当初予算を編成しました。今後の人口減少を考えると財政健全化は道半ばでありますが、今までの取り組みも実感できるステージになったと考えています。

　なお、予算案を含め提出した議案に対しては、各会派からの総括質問、各議員からの一般質問、常任委員会や予算審査特別委員会での審議も終わり、25日に採決となります。

　市民の皆さんが何気ない日常に幸せを感じられるよう、市政の運営にしっかりと取り組んでまいります。