令和4年2月4日 市長メッセージ「市立就学前教育保育施設のあり方についてご説明いたします」

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ページ番号1014805  更新日 令和5年6月24日 印刷 

市立就学前教育保育施設のあり方についてご説明いたします

 皆さまこんにちは。市長の越田謙治郎です。

 立春を迎えて暦の上では春となりましたが、まだまだ寒い日が続きます。手洗いやうがいを続けて、風邪にも新型コロナウイルス感染症にも十分にお気を付けください。
 2月2日の厚生文教常任委員協議会で上がった素案「市立就学前教育保育施設のあり方について」ご説明いたします。

市立幼稚園の児童数が減っています

 子どもたちが元気で心豊かに育つことができる環境の充実は、私が最も大切にしていることの1つですが、子どもの人数が減少する一方で、保育ニーズが増加・多様化し、就学前の子どもの教育や保育のあり方が大きく変わろうとしています。
 とりわけ、令和元年から始まった幼児教育保育の無償化の影響などから、本市の市立幼稚園の児童数は大きく減り続けており、4つの市立幼稚園で、無償化前の平成30年度は4・5歳合わせて206人だったのが、今年4月からは75人に、そのうち新たに入園する4歳児は25人となる見込みです。
 子どもたちには、友達と一緒に集団で過ごす中で、多様な人間関係を通して多くのことを経験し、健やかに育ってほしいと願っています。このためにも一定の規模の集団保育が必要と考えますが、市立幼稚園において集団保育を継続することが難しくなっているのが現状です。

あり方について素案をまとめました

 市では教育委員会と連携してこの課題に取り組み、これまでも市立幼稚園と保育園を幼保連携型認定こども園に統合して保育ニーズに対応してきました。
 今後も、市立幼稚園を単独で運営することは困難なため、統廃合を基本に、あり方の検討を進めており、このたび、市と教育委員会としての素案を取りまとめました。詳しくは市のホームページ(下の内部リンクを参照)をご覧ください。
 今後、有識者や関係者が参加する「子ども・若者未来会議」において協議を行い、4年度の入園が1名となる見込みの清和台幼稚園についてはこの4月に、その他の幼稚園については令和4年度中に具体的な考えをまとめていきたいと考えています。

引き続き意見をお聞きします

 市立幼稚園がなくなることへ懸念の声があるのは事実です。公立幼稚園の問題については、私が市長就任以来、市立幼稚園PTA連絡協議会の皆さんをはじめ、様々な機会で意見交換を行ってまいりました。懸念されるご意見に対しては、教育委員会において具体化に向けた検討を進めています。
 教育課程については原則として教育委員会の所管ですが、市としても情報を共有しながら、皆さんとの意見交換の場にはできる限り私もお伺いさせていただきたいと思います。

 今後、皆さまにいただいたご意見をふまえて原案を取りまとめてまいりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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このページに関するお問い合わせ

川西市役所

〒666-8501 川西市中央町12番1号
代表電話:072-740-1111