令和4年1月10日 市長メッセージ「成人式を迎えるにあたって」
ページ番号1014659 更新日 令和4年1月10日 印刷
皆さま、こんにちは。市長の越田謙治郎です。
本日10日は成人の日。川西市でもキセラホールでメインの式典を、隣のキセラ川西せせらぎ公園でサブイベントを実施し、市内の新成人およそ1,600人の新たな門出を、市民のみなさんと一緒にお祝いします。
「ようこそ、大人の世界へ。」新成人の皆さんとそのご家族には改めて、心からお祝い申しあげます。私は式典で、集まった新成人に二つのエールを贈ります。
「動けば変わる」
この2年間、新型コロナウイルス感染症のまん延により、私たちの生活は大きく影響を受けました。一人ひとりの行動は自粛が求められ、様々な場面で制限されました。私たちにとって、今まで当たり前であった景色が、当たり前ではなくなりました。
残念ながら、新成人の皆さんに「夢と希望にあふれたバラ色の明るい未来」を約束することはできません。日本においても川西市においても少子高齢化に人口減少が加わり、財政的にも大きな危機にさらされています。景気も先行きが不透明です。
しかし、このコロナ禍により社会が動き出したことは間違いありません。多くの職場ではテレワークが定着しています、また、オンラインでの会議や授業が当たり前となりました。買い物はキャッシュレスとなり、決して有名でもない個人でもクラウドファンディングを活用することで資金援助が受けられ、様々な挑戦をすることが可能になりました。今まで以上に時間や空間にとらわれない社会が始まったのです。
しかし、テレワークも動画配信もテレビ会議もクラウドファンディングも、コロナ前からあったもの。それが普及したのは、コロナで変わったのではなく、一人ひとりが動いたことで社会や生活が変わったのです。
「川西市はこれからもこの場所にある」
新成人の皆さんの中には、これからも川西で暮らし続ける人もいれば、川西を出て活躍する人もいるでしょう。
ただ、誰にとっても川西市は故郷であり、どこにいたとしても、川西市はこれからもこの場所にあり続けます。
みなさんが川西で暮らし続けることを選択しても、川西から離れて生活することを選択しても、一緒に川西を素敵な故郷にしましょう。ぜひ力を貸してください。
そして、川西から離れても、皆さんには帰ってくる故郷があることを覚えておいてください。
これからの人生で夢をかなえる人もいれば、挫折する人もいるでしょう。疲れて動けなくなったとき、動くための勇気が欲しいとき、帰ってくる場所として、安らぐことができる場所として、勇気が出る場所として、川西市はこれからもこの場所にあり続けます。だから安心して挑戦してください。
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