令和3年12月28日　市長メッセージ「皆さま、良いお年をお迎えください」

　

　皆さま、こんにちは。市長の越田 謙治郎です。

　さて、令和3年もコロナに翻弄された一年でした。今年は、医療従事者の懸命な努力にもかかわらず、市内の医療機関でクラスターが起こり、市内での救急患者の受け入れが大きく制限されるなど、地域医療が崩壊寸前ともいえる状況からスタートしました。

　兵庫県内に緊急事態宣言が発令されたのは延べ145日間に及び、これに追随して実施されましたまん延防止等重点措置の期間は59日間で、これらを合わせますと、一年間の半分を超える200日以上にわたって私たちは日常生活に制限を強いられました。

　市民サービスの最前線に立つ私たちは、感染リスクに警戒しながら、職場内に感染者を出すことが許されない状況でしたが、市民の皆さまからのご協力をいただきながら、職員一丸となって今年1年間、目の前にある多くの課題を乗り越えることができました。

　残念ながら、この一年もコロナ禍から抜け出すまでに至らなかった上、オミクロン株といった新しい変異株の市中感染も大阪などで報告されています。市としても、懸念される第6波に向けてしっかりと備えるとともに、2月1日から始まる高齢者対象の3回目のワクチン接種も希望者が着実に接種できる体制を整えてまいります。

　さて、いよいよ年内も余すところ、あとわずかとなりました。これから、何かと慌ただしい日々がまいりますが、市民の皆様におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、良き新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げます。1年間、ありがとうございました。