令和3年8月20日 市長メッセージ「地域医療は危機的状況にあります」

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ページ番号1013656  更新日 令和3年8月20日 印刷 

 皆さまこんにちは。市長の越田 謙治郎です。

 現在、地域医療は危機的状況にあります。
 市内でのコロナ病床に余裕はなく、すでに多くの人が自宅療養しておられます。また、本来行うべき手術など、コロナ以外の通常の医療を提供することが難しくなっています。救急の受け入れも日に日に難しくなってきています。

 医療現場は最大限の努力をしています。市としても市内医療機関と連携し、市民の生命を守るために様々な取り組みをしてきました。
しかし、医療機関の努力、医療従事者の汗、行政の取り組みだけでは地域医療を維持するには限界にきています。

 現在、市では食料や衛生用品の配布による自宅療養者への支援に加え、緊急時には伊丹健康福祉事務所に代わり、自宅療養者へパルスオキシメーターを届けています。これからも医療機関や医師会など関係機関と連携しながら、医療と市民の生命を守る取り組みを進めてまいります。

 さて、8月20日から4度目の緊急事態宣言が発出されました。市でも8月18日に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し市の対応方針を決定しています。感染症対策については広域的な取り組みであることから、大きな方針については国や県の対処方針に準ずるべきだと考えていますが、現在の川西市の地域医療の現状から、市独自の対応も必要だと判断しました。
 具体的には、中学校のクラブ活動については学校内のみの活動とし、対外試合、休日の活動を原則禁止します。公民館等の貸館については、県の方針に基づき20時までとするのに加え、引き続き食事、カラオケ、コーラスなどの禁止行為を設定しています。体育施設等については、対外試合等を自粛していただくとともに、仮に実施する際も無観客での取り組みを要請いたします。また、公共施設を利用する際はマスク着用の徹底をお願いします。

 「なぜ川西だけ厳しくするのか」とのご意見もあるかとは思いますが、今は行動の抑制が最も必要だと考えて判断いたしましたので、ご理解いただきますようお願い申しあげます。

 最後に、現在川西市ではワクチン接種が可能な全ての世代の接種の予約を受け付けています。ワクチン接種はあくまで任意であり、ご本人や保護者様の意思が大切です。一方で、一人でも多くの人に接種をしていただくことが、お一人お一人の生命を守ると同時に、地域医療を守ることにもつながります。ぜひ積極的な接種をお願い申しあげます。

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川西市役所

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代表電話:072-740-1111