救急車の適正利用
ページ番号1005177 更新日 令和2年12月2日 印刷
救急車の適正利用
救急車の適正利用にご協力をお願いします!
救急車は、けがや病気などで緊急に病院へ搬送しなければ生命に危険が及ぶ方のために備えています。
令和1年中の救急件数は8,943件で、8,294名を搬送しています。そのうち入院を必要としない軽症者は全体の44%を占めています。
現在、市消防本部には5台の救急車がありますが、すべての救急車が出動することもしばしば発生しています。
軽い病気や緊急性がないかたの利用が増えると、1分1秒を争う重症者への対応が遅れ、救える命も救えなくなる可能性がありますので、救急車の適正利用にご協力お願いいたします。
また、新型コロナウイルス感染症に関しては、市民の皆様も不安があると思いますが、発熱症状がみられても直ぐに救急車を要請するのではなく、かかりつけ医や発熱など受診・相談センター(伊丹健康福祉事務所)、新型コロナ健康相談コールセンターへ相談して指示を仰ぎ、落ち着いて行動していただきますよう、ご協力をお願いいたします。
発熱など受診・相談センター 電話 072-785-9437(平日の午前9時から午後5時30分まで)
新型コロナ健康相談コールセンター 電話 078-362-9980(発熱など受診・相談センターの業務時間外)
近年、軽い症状でも救急車を利用する人が増えています
考えてみてください。
「風邪を引いたようだが、自家用車がない」
「しゃっくりが止まらない」
「血は止まっているが、手足をすりむいた」
「今日入院が決まっているから」
「足がつった」
これは実際にあった救急要請です。
本当に救急車を必要とする状態でしょうか?
これで5件、市内全ての救急車はなくなってしまいます。
この状態で次のような救急要請が入ったらどうでしょうか。
「交通事故でたくさん出血している!」
「突然胸が締め付けられるように痛い!」
「頭が金づちで殴られたように痛い!」
「倒れて動かない!息をしていないようだ!」
このような症状は、1分1秒を争う可能性があります。 市の救急車は出場中ですので向かうことはできません。
自分自身が、また大切な人が緊急の状態となったとき、救急車の到着が遅いとどうでしょうか?
今一度、救急車の適正利用について考えてみてください!
救急車を適正に利用するには
ためらわずに救急車を呼んでほしい症状


自分で病院を受診しようと思うけれど、病院がわからない場合
子どもの具合が悪い、けがをしたけど病院を受診したほうがいいのかわからない場合
子どもは自分の症状をうまく説明できず、また自分で緊急性を判断することができません。大人が普段から子どもの体をしっかり観察してあげてください。
大切なのは予防すること
このページに関するお問い合わせ
消防本部 消防課
〒666-0017 川西市火打1丁目15番23号
電話:072-759-9980 ファクス:072-757-3379
消防本部 消防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。