広報かわにしmilife(みらいふ)2019年10月号特集 うまし川西の恵み(ホームページ版)

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ページ番号1009402  更新日 令和1年10月23日 印刷 

特集 うまし川西の恵み

特集のイメージ画像

実りの秋を迎え、市内でも農作物の収穫が始まります
作物が身近で採れるから味わえる旬の味覚
新鮮な野菜はおいしいだけでなく、私たちの健康な体をつくります
この秋は、川西だから味わえる味覚を楽しんでみませんか

川西の実りを届ける

住宅都市でありながら豊かな自然に恵まれた川西市
1年を通して多様な農作物を手にできます
そこには安心して食べられるおいしさを支える人がいます

季節ごとに育てる野菜 受け継がれる技とおいしさ

季節ごとに種類を変え 1年を通じて収穫

 「春夏はトマト、秋冬は水菜や菊菜。10月になれば、水菜の収穫が始まります」
 久代地区で農業を営む岸上昭洋さん。9月は毎朝いちじくを収穫しながら、別の畑で水菜を育てています。
 市南部では特産のいちじく「朝採りの恵み」や早生桃の他、水菜や小松菜などの葉物野菜も作られてきました。また、中北部では里芋などの根菜や北摂栗なども作られています。
 「育て方は全て親から教わってきました。温度や水の管理は、味やでき具合に大きく影響するので、気を使いますね。毎日欠かさず、様子を見ています。トマトは味の違いがはっきりと出る作物。苗で買わずに種から育て、堆肥を入れたり、収穫が終われば畑を1年休ませたりしています。向きをそろえて植えることで片側に実がそろい、収穫しやすくなるなどの工夫もしています」
 岸上さんは、市内に2人しかいない県農業経営士の認定を受け、地域農業の振興や後継者の育成に携わっています。

口コミで広がる味 おいしい野菜や果物

 高齢化が進む中で、農業を続けることは簡単ではありません。田畑が広がっていたのが、住宅地に変わりつつある場所もあります。
 しかし、安心して食べられる野菜作りを、できる限り続けたいと岸上さんは話します。
 「自分の作った野菜が口コミで広がって、『ぜひ分けてほしい』と声を掛けてもらうこともあります。出荷した市場で、川西産を買い求めるお店もあるんですよ。おいしいと言ってもらえるのが嬉しいですね」

岸上さんの画像
岸上昭洋さん
26歳で専業農家を継ぎ、久代で両親と農業を営む。ハウス果菜品評会でトマトが2年連続市長賞に選ばれるなど、評価を受けている

秋冬に収穫される農作物

栗(北摂栗)、水菜、菊菜、白菜、ネギ、カブ、ダイコン、サツマイモ、里芋、シイタケ、米、柿 など

川西産が買えるお店

 市内で収穫された野菜や果物などを下記の他、スマイル阪神(伊丹市)やスーパー、百貨店などで販売しています。いずれも売り切れ次第終了。

常設店

  • 農協市場館「四季の郷」(多田桜木2-11-21)
    日時 月曜日~土曜日・祝日の午前9時半~午後0時半
    問い合わせ 電話 072-791-1312
  • 川西南部直売所(久代1-644)
    日時 月曜日・木曜日の午前9時半~午前11時
    問い合わせ 電話 072-757-3575

即売会

  • 農林産物品評即売会(川西まつり内)
    日時 11月10日(日曜日)午前10時~午後3時
    場所 キセラ川西せせらぎ公園
    問い合わせ 産業振興課 電話 072-740-1164
  • かわにしまるまるマルシェ
    日時 12月4日(水曜日)午前9時~午前11時
    場所 藤ノ木さんかく広場
    問い合わせ 産業振興課 電話 072-740-1164

川西産いちじくを東京で限定販売

「キル フェ ボン」で販売されたいちじくの画像

 川西産いちじく“朝採りの恵み”を使ったタルトが、東京都内の「キル フェ ボン」2店舗で販売されました。いちじくのブランド化をめざす市と市農業振興研究会、JA兵庫六甲に、日本航空株式会社が協力して実現。8月26日から期間限定で店頭に並びました。

子どもたちが笑顔になる給食

旬の野菜がふんだんに使われる給食
おいしく食べられる工夫が隠れています

給食を食べる小学生の画像

苦手な野菜でもおいしく食べられる秘密

採れたて野菜を市内の畑から学校へ

 「野菜おいしいから全部食べられるよ」「おかわりしちゃった」と給食を頬張る子どもたち。この日のメニューは夏野菜カレーとニンジンサラダです。どちらにも、市内の畑で採れた玉ネギが使われています。
 定期的に地元の野菜を取り入れている小学校給食。玉ネギの他にダイコンや里芋、トマト、いちじく、レモンなども使います。新鮮な旬の野菜を使えるのは、地元ならではです。

作り手を知ることで食べたくなる

 「作り手の顔が見える給食を提供したい」
 そう話すのは、小学校給食の献立を立案し、食育を進める栄養教諭の1人、田中淑子。市内の野菜や果物を使うときには、畑や収穫の様子などが紹介された「地産地消通信」を給食と一緒に配ります。
 「給食を作る調理師さんだけでなく野菜を作っている畑や農家さんを知ることで、子どもたちの野菜の見方が変わるんです。苦手な野菜でも、『あのおじちゃんが大切に作っているから』と食べられるようになるんですよ。作る人の顔が見えることは安心や安全にもつながります。それはおとなになっても同じ。将来の食の選び方にも関わることなんです」
 スーパーに行けば全国の野菜がいつでも手に入る今、自分の小学校区に田畑があることは、貴重なことだと田中栄養教諭は話します。
 「畑で季節ごとに実る作物を見て、自然の循環の中で生きていることを実感できる環境がここにはあるんです。身近だからこそ、おいしい旬の時期を見計らって使えるのも地元野菜の良さですね」

素材のおいしさを生かす手作りの味

 市立小学校給食の献立は、ごはんを含めた和食が中心。栄養バランスはもちろん、地元で採れる旬の野菜を使用し、日本に古くから伝わる伝統食や行事食を取り入れるなど、工夫を重ねています。
 調理の基本は手作り。昆布や削り節からだしを引く他、カレーのルーは小麦粉とバター、カレー粉を炒めて作り、ジャムは果物を2時間以上炊いて作ります。添加物や塩分、糖分の取り過ぎを防ぎ、素材本来の味を感じるための工夫です。今だけでなく、将来をの健康を考えて、体をつくるものを食べてほしいと田中栄養教諭。
 「子どもたちが体に良くておいしいものを知れば、家でも話してくれると思うんです。そこから、家族の食も変わればうれしいですね」

川西産は特別 子どもたちも完食

吉田さんの画像
牧の台小学校調理師 吉田修司さん

 給食の地産地消を進めようと、市内の農家さんにお願いして、私たちで収穫したダイコンを給食に使ったことがあります。自分の住んでいる場所で作る野菜は、子どもたちにとって特別。残さず食べてくれるのがうれしかったです。子どもたちの顔が見えるから感じられることですね。
 地産の野菜の鮮度と味は、調理していてもよく分かります。匂いも味も違う。玉ネギはよく目に染みますよ。そのおいしさが伝わるように作っていきたいです。

令和4年9月実施に向けて準備 3年後に中学校給食をスタート

 市長公約に掲げていた中学校給食の実施について、市教育委員会では令和4年9月スタートに向けて準備を進めています。現在、施設の設備内容や運営内容などについて検討を進めています。具体的な内容は、広報誌11月号に掲載します。

  • 中学校給食センターを建設
    川西南中学校第2グラウンド北側の一部に中学校給食センターを建設。一括して調理し、各校へ配送するセンター方式を取り入れます。
  • 民間事業者のノウハウを活用
    民間事業者の資金とノウハウを活用可能なPFI手法により、施設整備と維持管理・運営を行います。

旬を味わう 心で味わう

新鮮でヘルシーな地元産の野菜
川西で育まれた味を家庭で試してみませんか
素材の味を生かした秋冬におすすめのレシピを紹介します

食べて伝える川西の味

体にも心にもおいしい 身近な旬の野菜

 「三里四方の野菜を食べろ」ということわざがあるように、昔から地元で採れた野菜を食べると、健康で長生きができるとされてきました。採ってすぐ届く新鮮さ、育った環境が分かる安心、旬の農作物に含まれる栄養など、身近で作られた旬の野菜は多くの恵みをもたらします。
 川西では、1年を通してさまざまな農作物が旬を迎えます。おいしい時期においしく食べられるのは、身近に農作物を育む自然があり、育てる人がいるから。手に入るまでの過程を知り、おいしく調理すること、そして食べることで、味覚だけでなく心で味わうことができます。

楽しい食を「わ」で感じる 食育を推進

 市では、「食からひろがる元気なかわにし」をスローガンに食育推進計画を策定。食の愉しさを、食卓を囲んで笑って食べること、人とのつながりの輪を作ることなど、「わ」をキーワードに、おとなも子どもも一緒に学ぶ食育をすすめています。
 地元で採れたものを食卓で話題にしたり、おいしさを誰かに話す「わ」もそのひとつ。食べて感じたおいしさを伝えることが、川西の食を次の世代につないでいくことになります。

里芋と鶏肉のみそ炒め

里芋と鶏肉のみそ炒めの完成写真

 広報誌で連載している「おとなも子どもも食と育つ」では市域で買える旬の食材を使ったレシピを毎月紹介しています。

材料 2人分

  • 里芋(小) 4個~5個
  • 鶏ひき肉 100グラム
  • 小松菜 2分の1束
  • シメジ 2分の1パック
  • 油 小さじ1
  • 酒・みりん 各大さじ2
  • みそ 大さじ1
  • しょうゆ 少々
  • 片栗粉 小さじ1

作り方

  1. 里芋は皮をむき、1センチ幅に切る。レンジで3分ほどやわらかくなるまで加熱する。
  2. 小松菜は3センチほどに切る。シメジは石づきを切り、食べやすく小房にほぐす。
  3. フライパンに油をひき、鶏ひき肉を炒める。火が通ったら、里芋と小松菜、シメジを加えて炒める。
  4. 酒とみりん、みそ、しょうゆで味付けする。仕上げに水(小さじ1)で溶いた片栗粉を回し入れ、とろみがつくまで混ぜる。

小学校給食レシピ さつまいもごはん

さつまいもごはんの完成画像

栗に変えれば、栗ごはんになります

材料 約4人分

  • 白米 360グラム
  • サツマイモ 150グラム
  • 水 450グラム
  • 塩 小さじ1弱
  • 酒 大さじ2

作り方

  1. 白米と水を炊飯器に入れ、30分程度つけておく。
  2. サツマイモは皮をむいて1センチ角の角切りにし、水(分量外)につけておく。
  3. 炊飯器の米に塩と酒を加え、白米の上にサツマイモを乗せて炊く。

小学校給食レシピ かぶのみそ汁

かぶのみそ汁の完成画像

カブの葉はおひたしや炒め物に

材料 約4人分

  • カブ 120グラム
  • 豆腐 120グラム
  • ニンジン 90グラム
  • 油あげ 30グラム
  • 乾燥わかめ 3グラム
  • 葉ネギ 30グラム
  • 水 720グラム
  • 煮干し 6グラム
  • 削り節 12グラム
  • 赤みそ 54グラム

作り方

  1. カブは一口大に、豆腐は角切り、ニンジンは千切りにする。油あげは千切りにし、油抜きをする。
  2. 頭を取った煮干しを30分ほど水につけ、沸騰させる。火を止めて削り節を入れ、5分ほど置いたらこす。
  3. 鍋にだしとニンジンを入れて火にかける。沸騰したら、油あげ、豆腐、カブの順に入れて煮る。
  4. カブがやわらかくなったら、赤みそと乾燥わかめ、刻んだ葉ネギを加えて火を止める。

家庭で楽しむ和食献立

 栄養教諭がまとめた小学校給食のレシピを公開しています。

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