令和元年8月7日　市長メッセージ

市民サービス向上に向けて全事業の再検証をスタート

　一年で一番暑い時期とはいえ、連日の猛暑で寝苦しい日が続いています。市民の皆さま、無理をなさらず熱中症には十分注意をしていただきたいと思います。

　市では、これまで以上に行財政改革を進めるため、今年度からの3年間を財政健全化の集中期間としており、その具体的な取り組みとして8月1日から全事業を対象とした「事業の再検証」をスタートさせました。

　事業の再検証は、単なる事業費の削減のみが目的ではありません。事業の再検証を通じて、今一度原点に立ち返り、事業の目的や取り組み内容、効果を検証することで、将来にわたって効果的かつ効率的な行政サービスを提供できる体質をつくることを目的としています。

　行政は、ともすれば前例踏襲に陥りがちですが、人口減少社会という、私たちが未だ経験したことのない社会において発生する課題を解決するため、行政組織自らが、従来の行政運営や過去の税金の使い道を見直していく職場風土をつくる必要があるからです。

　初年度となる今年は、有識者などとのデスカッションや書類審査の内容をもとに行財政改革審議会でご協議いただき、11月には、全事業374事業のうち95事業について同審議会から答申をいただく予定です。

　事業再検証の結果につきましては、その方針を決定次第、市民の皆さまにもお知らせしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。