山地の防災対策
ページ番号1004150 更新日 令和5年6月24日 印刷
山地の災害について
本県の森林面積は県土の67%を占め、山地の地形が比較的急峻であるため、台風や梅雨前線豪雨、局所的な集中豪雨により、山地災害の発生しやすい状況にあります。
特に、六甲山系(風化花崗岩)、淡路島(大阪層群等)、但馬山地(第三紀層)などの地質脆弱な箇所では、災害発生リスクが高まることが懸念されます。
山地災害の特徴
山地災害は予め発生の時期・場所を予測することが非常に困難な災害です。気象情報に注意して、危険を感じたら避難することが大切です。
山地災害が起きる場合、山の斜面や川の流れに変化(前兆現象)が現れることがあります。
以下の危険信号に注意してください。
- わき水の量が急に増えてきた
- いままでかれたことのないわき水が止まった
- ふだん澄んでいるわき水が濁ってきた
- 山の斜面を水が走り始めた
- 地鳴りの音が聞こえてきた
- 石が転がり落ちてきた
- 山の斜面に亀裂が走った
こんなところが危険(山地災害危険地区)
地形・地質、渓流の勾配、活断層の距離、森林の状況などの条件から、降雨や地震によって山地災害の起こりやすい地区を「山地災害危険地区」として位置づけています。
危険地区には、次の3種類があります。
- 山腹崩壊危険地区 市内9箇所
- 崩壊土砂流出危険地区 市内12箇所
- 地すべり危険地区 0箇所
(平成23年末現在) 市内では21箇所
上記箇所は下記の兵庫県ハザードマップで確認できます。
山腹崩壊危険地区と崩壊土砂流出危険地区について
山腹崩壊危険地区とは
山腹の崩壊や落石により、災害が発生するおそれがある地区です。
〈特徴〉
- 山の斜面に亀裂やわき水がある
- 岩石がもろく崩れやすい地質である
- 過去に山崩れがあった
- 山崩れがあった場所にとなり合っている
- 急斜面で、軟弱な地盤がある
- 水の集まりやすい斜面地形である
- ときどき落石がある
崩壊土砂流出危険地区とは
山腹崩壊や地すべりによって発生した土砂が土石流となって流出し、災害が発生するおそれがある地区です。
〈特徴〉
- 渓流の勾配が急である
- 渓流に大きな石がごろごろ堆積している
- たくさんの土砂が堆積している
- 上流が山崩れなどで荒れている
- 過去に土石流があった
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