令和5年11月16日　市長定例記者会見

令和5年11月16日　市長定例記者会見

(1)12月市議会の提出議案

12月市議会　11月28日（火曜日）～12月22日（金曜日）

• 川西市総合計画基本構想の策定について
• 川西市弓道場の指定管理者の指定について
• 川西市知明湖キャンプ場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
• 川西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

(2)川西市新時代創造プランを策定

　総合計画を着実に推進するため、将来の財政収支を見通し、事業見直しによる財源確保を図るとともに、限られた資源を有効活用した行政サービスの質向上を目的として作成。

(計画期間)令和6年度～令和13年度

(目標)新時代創造を実現するため、持続可能な行財政体質を構築する

(目標に向けた基本的考え方)

• 総合計画の推進～厳しさを乗り越え、夢をかなえる
• 経営資源の有効活用～限られた資源を集約して質向上
• 行政経営の有効性・効率性向上～人材育成と生産性向上

(プランの全体像)

• 計画期間中の市の財政状況は、物価高騰の影響や、人件費の増額などにより、期間中の収支不足額の合計額は約7億円になる見込み。
• 学校体育館への空調整備などの子ども・教育施策をはじめ、第6次総合計画推進に必要な事業は実施しなければならない。それらの事業を実施するためには、1年度あたり2億円の財源が必要となる。現在の財政状況のまま、その事業を実施すれば、計画期間中の収支不足の合計額は約23億円となる。
• 事業実施に必要な財源を確保するため、業務の効率化や公共施設の使用料見直しなど、行政経営基本方針に基づく実行計画を着実に実施し、計画期間中の収支差額合計を概ねプラスマイナスゼロにもっていく。ただ、それでも前半4年間は収支不足となり、一時的に基金を取り崩して対応せざるを得ないが、計画期間後半からは税収増も見込まれ、収支状況は持ち直すことから、計画期間全体での収支黒字をめざすこととする。

【質問】新時代創造プランに拘束力はあるのか？

【回答】あくまでも見通し。毎年ローリングを行い、微修正していく。例えば人件費について、数字は読めるが、人事院勧告で上がる分は読めない。

【質問】新時代創造プランと総合計画との関係は？

【回答】2億円の根拠が総合計画。総合計画を達成するための財政的な裏付けが新時代創造プランである。

【質問】新規拡充事業で特に大事と思っている項目は？

【回答】2億円の半分は子ども・教育に使うということは自分の決意表明。校内サポートルームは川西モデルとして全国からの視察も多い。小中学校の体育館に空調を入れるというのは近隣でも少ない。学童保育を夏休みに回ったが、暑くてプールには入れない、外に出れない、体育館に行けない。ほとんど同じ教室にいるということが子どもにとって本当によいのだろうか。夏は体育館を主役にしなければならないと思った。これが一番の施策。

(3)清和源氏まつり出演者を募集

令和6年4月14日（日曜日）に開催する「第60回清和源氏まつり」の八幡太郎義家役と三御前役を各1人ずつ募集。同まつり後も「川西スマイルナビゲーター」として、年間を通して市や観光協会などが行う各種イベントに参加。

(対象者)18歳から30歳など

(募集期間)12月18日（月曜日）から令和6年1月26日（金曜日）

【質問】応募対象者は市民だけか？

【回答】市外在住の方も応募可能である。

(4)本庁舎での通話の録音を開始

行政サービスの質の向上のため、12月1日（金曜日）から市役所本庁内で通話の録音を開始

【質問】録音されるのは市の代表番号にかけた場合だけか？

【回答】直通で各課にかかってきた場合も録音される。

【質問】録音データはどれぐらいの期間保存可能か？

【回答】1カ月。

(5)リユーススポットを開設

12月1日（金曜日）から持ち込みごみとして市民がクリーンセンタ－に搬入する前に、比較的近い立地にある美化推進課にリユースできそうな物を無料で搬入してもらうことでごみの減量とリユース効果を狙う。また、市民には国崎クリーンセンターへの持ち込み料金の軽減のメリットも生まれる。

【質問】回収場所は美化推進課（旧北部処理場）の1カ所だけか？

【回答】現在は1カ所のみを想定しているが、今後の様子を見て考えていきたい。まずは回収した物を集めて、イベントなどで新たなもらい手に渡す。軌道に乗れば、スポットを設置し、いつでも新たなもらい手につなげる事ができたらよいと考えている。

【質問】持ち込みは市民だけか？

【回答】市民だけである。

(6)イベント(障がい者1日サロン　12月3日開催・川西プロレスまつり2023　12月3日開催・人権週間映画会　12月6日開催・環境フェスタ　12月9日開催・中心市街地イルミネーション　12月9日～2024年2月29日など開催）

（障がい者1日サロン）障がい者の兄弟にスポットを当て、障がい者を家族に持つことについて考えるきっかけになる映画や障がい者団体自主生産品の販売、バザー、手話体験コーナーなどを開催予定

（川西プロレスまつり2023）市在住のプロレスラー、ビリーケン・キッドさんが主催。地元川西の子どもたちにプロレスを通じて夢や元気を届ける。

【質問】募集人数は1,000人であるが、すでに申込期限が過ぎている。追加募集あるのか？

【回答】追加募集はない。

【質問】ちびっこプロレスの申込はどのようにすればよいのか？

【回答】当日午後1時までに抽選箱へ。

（人権週間映画会）川西市出身の 粉川なつみ さんが配給会社を設立し、配給権を取得したウクライナ発のアニメーション映画「ストールンプリンセス」などを上映。ほかに「折り鶴平和大使による活動報告」も開催

（環境フェスタ）市内で活動する自然活動団体や、市内外で　環境保全に取り組む企業などが自然や環境を身近に感じられる体験イベント、展示を行う。自然のものを使ったクラフト作りや環境についてのクイズなどの体験ブース、出展者の取り組みについて紹介するポスター展示。

（中心市街地イルミネーション）冬の中心市街地を彩るイルミネーションやイベントを開催（（1）手をつなぐ川西光の和　（2）クリスマスイルミネーション）。

(7)その他（クラウドファンディング（旧黒川小学校耐震改修工事費用）の実施・市制70周年記念ロゴマーク）

【クラウドファンディング（旧黒川小学校耐震改修工事費用）の実施】

黒川里山センター南北棟（旧黒川小学校校舎）耐震改修工事の費用の一部をガバメントクラウドファンディングで募る。

【市制70周年記念ロゴマーク】

市制 70 周年記念ロゴマークの作成者である「東野愛子」さんが令和6年1月からの市制70周年をPRしていくにあたり、本日16時30分から市長を表敬訪問。