幼保小の円滑な接続推進研修会

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ページ番号1024847  更新日 令和8年7月31日 印刷 

幼保小の円滑な接続推進研修会

教育委員メッセージ

令和8年度阪神地区幼保小の円滑な接続推進研修会における授業風景

 6月12日に川西市立加茂小学校で開催された「令和8年度幼保小の円滑な接続推進研修会」に本市教育委員の澤野兵庫教育大学大学院教授が講師として参加、同じく教育委員の金子教育委員が参加しました。金子委員から参加後の意見・感想として、以下の文章が届きました。

 6月12日、加茂小学校において、兵庫県教育委員会主催の「令和8年度地区別幼保小の円滑な接続 推進研修会」が開催されました。 幼保小連携の目的は、幼児教育・保育と学校教育が互いに学び合い、就学前から就学後の子どもたちの学びや育ちを円滑につなぐことです。今年度、加茂小学校では、このテーマに学校全体で取り組まれており、低・中・高学年を通して実践が進められています。

 家庭では、子どもが小学校へ入学したからといって、保護者の接し方が大きく変わることは少なく、子どもたちもありのままの自分で過ごすことができます。 一方で、学校生活は大きく変化します。3月まで通っていた幼稚園や保育所、認定こども園では最年長として、小さなお友だちのお世話をしたり、先生から頼りにされたりする中で、自分なりの責任感を育んできた子どもたちが、4月に小学校へ入学すると、今度は最年少として学校生活をスタートさせます。

 もちろん、先生方や上級生が温かく見守り、支えてくださることは子どもたちにとって大きな安心につながります。しかし、役割や環境の大きな変化に戸惑う子どもがいることもそれは自然なことではないでしょうか。自分で考え、決め、行動していた生活から、時間割に沿って行動し、 決められた時間に学び、遊ぶ生活へと変化します。このような生活の変化は、学校生活だけでなく、学習への適応にも影響するように感じました。

 これまでも、それぞれの学校や園で工夫を重ねながら、このギャップを和らげる取組が行われてきました。今年度の加茂小学校では、加茂こども園とともに令和7年度からの研究をさらに進め、 「自分で決定して考える子をめざして~自分の考えをもち、互いに認め合える授業づくり~」を研究主題として、円滑な接続を目指されています。研究は、川西市教育委員でもある澤野兵庫教育大学大学院教授から助言を受けながら進められています。

 就学前の環境を取り入れ、子どもたちが安心して過ごせる空間づくりを行うこと、そして意図的に「余白」の時間を設けることで、自ら考え、決定する機会を生み出すこと。こうした取組を1年生や低学年だけでなく、中・高学年にも広げて実践されていることは、今年度の特徴の一つです。 安心して過ごせ、自ら考え選択できる環境は、学年を問わず大切であり、保護者としても大変ありがたい取組だと感じました。

 研究を重ねることで、加茂小学校と加茂こども園の先生方が目標を共有し、お互いが大切にしていることを理解し合えるようになり、その結果、「子どもは最初の一歩を踏み出せている」と澤野委員は話されていました。視察を通して、子どもたちだけでなく、先生方もまた、その最初の一歩、いや何歩も踏み出されているのだと感じました。

 また、今回の研修会では、ひょうごっ子幼保小の架け橋教育支援センター幼児教育アドバイザーの大西真弓先生からも指導・助言がありました。外部の専門家から助言を受ける機会は、川西市だけの視点に偏ることなく、より良い教育実践につなげていくためにも大切だと感じました。

 

 保護者の皆さまへ。

 「ひょうごっ子幼保小の架け橋教育支援センター」という公的な機関があることを、恥ずかしながら私は今回初めて知りました。教育行政機関も、学校や園と同じように、子どもたちのより良い学びや育ちについて真剣に考え、日々取り組んでいます。 視察などで学校や園を訪れるたびに、子どもたちが目を輝かせながら学び、夢中になって活動する姿に出会います。その背景には、先生方が「なぜこの活動を行うのか」「どのような力を育みたいのか」を丁寧に考えながら実践されている姿があります。

 機会がありましたら、ぜひ学校や園へ足を運んでみてください。子どもたちや先生方が何を大切にし、どのような思いで日々の教育活動に取り組まれているのかを、間近で感じていただければ幸いです。

令和8年度幼保小の円滑な接続推進研修会における加茂小学校1年生体育の授業

令和8年度幼保小の円滑な接続推進研修会における教育保育職員によるグループ協議

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