「幼稚園から大学までの無償化」「幼稚園から大学までインターナショナルスクール化」「いじめをなくしてほしい」「中学校(全国・日本の)給食に」について(3月3日受付)
ページ番号1023079 更新日 令和7年10月3日 印刷
「幼稚園から大学までの無償化」「幼稚園から大学までインターナショナルスクール化」「いじめをなくしてほしい」「中学校(全国・日本の)給食に」について(3月3日受付)
提案の内容
(1)全国の幼稚園、小中学校、高校、大学を無償化してほしいです。
(2)グローバルな時代であるため、今までの日本の英語教育ではなく、幼稚園から大学までインターナショナルスクール化してほしいです。
(3)いじめをゼロにしてほしいです。
(4)川西市の中学校は給食になりましたが、全国の中学校(できれば高校や大学なども)も給食にしてほしいです。できれば無償化にしてほしいです。
市長からの回答
(1)「幼稚園から大学までの無償化」について 現在、幼稚園は保育料が無償であり、小学校と中学校は、義務教育のため授業料、教科書代が無償になっています。高校および大学などの授業料に関しては、国において、高等学校に対しては、国公立だけでなく私立高校も含め、年収約910万円未満の世帯の生徒に対して授業料を支援しています。なお、同制度に関して、国は、2025年4月から公立・私立を問わず一律に年間11万8,800円の就学支援金の所得制限を撤廃し、公立高校を実質的に無償化するとしています。また、2026年4月から私立高校を対象に加算されている就学支援金の上限額の所得制限を撤廃し、私立の全国平均の授業料である45万7,000円に引き上げる予定としています。大学などに対しても高等学校と同様に、所得に応じて入学金、授業料を減額するなど、高校・大学の授業料の負担軽減に向けた支援の拡充が進められてきています。なお川西市では、国の支援制度を補完する形で大学などの入学金の一部に支援金を支給しています。今後も、国や県の動向を注視し、必要に応じて制度内容の検討に取り組んでまいります。
(2)「幼稚園から大学までインターナショナルスクール化に」について 公立の小中学校では、現在ALT(Assistant Language Teacher:外国語指導助手)を活用した英語授業の充実を図っており、児童生徒の英語力向上とコミュニケーション能力の向上、そして多文化理解の推進に寄与しています。地域全体の教育ニーズを満たすため、現時点ではインターナショナルスクールへの転換ではなく、公立の小中学校としての役割を維持しつつ、英語教育の充実を図ることが最適だと考えています。
今後も、ALTによる英語授業を通じて児童生徒たちに生きた英語を学ぶ機会を提供し、コミュニケーション能力の向上と国際感覚の醸成に努めてまいります。
(3)「いじめをなくしてほしい」について 市教育委員会としましては、学校に対して「スマートフォンを利用したいじめの実態」や「いじめ発見時の対処法」などの教職員研修を実施しております。また、各学校においては、情報モラル教育として児童生徒に対して「SNSの使いかた」や「ネット上のいじめの危険性」について指導を行ったり、講師を招いて「インターネットを安全安心に利用するために保護者として気をつけるポイント」などの保護者向け講演会を実施したりするなど、家庭と学校が協力しながらいじめの根絶に向けた取り組みを進めております。
今後も、子どもたちが安心して学べる環境づくりに努めてまいります。
(4)「中学校(全国・日本の)給食に!!」について これまで、国からの支援があった令和4年9月から令和5年3月末までと令和7年1月から令和7年3月までの学校給食費は無償化を実施して参りましたが、市単独では多くの財政負担がかかること、市では優先度の高い他の教育施策に取り組んでいることから実施は厳しいと考えております。今後も国の動向を注視して参りたいと考えております。
高等学校や大学については、市が設置するものではないため、それぞれの設置者が必要に応じて検討を行うものと考えております。
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