加茂遺跡発掘調査の現地説明会を開催しました
ページ番号1019173 更新日 令和6年3月13日 印刷
説明会には150人以上が参加されました
説明会は、令和6年3月9日(土曜)の午前10時、午前11時、午後1時、午後2時と4回にわたって実施。当日は、一時雪が舞うような寒さでしたが、合計で150人以上が来場し、文化財専門員の説明を熱心に聴いていました。
今回の発掘調査では、弥生時代中期後半の焼失竪穴建物跡、大型掘立柱の柱跡の可能性のある大形土抗、溝、柱穴などが見つかっています。
現在、市文化財資料館では、常設展示物に加え、今回の調査で遺跡から出土した土器など、遺物の一部を展示しています。
加茂遺跡ってなぁに
加茂遺跡は猪名川の右岸に形成された平野を見下ろす標高約40メートルの台地の先端に位置します。
長年の発掘調査により、遺跡の最盛期となる弥生時代中期には、東西約800メートル、南北約400メートルの約20ヘクタールにおよぶ、近畿でも有数の大規模集落に発展することが明らかとなりました。
弥生時代の集落の様相がよくわかる遺跡であり、平成12年(2000年)には遺跡の一部が国の史跡に指定されました。
弥生時代以降の古墳時代や奈良・平安時代にも集落は継続しており、奈良時代の庇を持つ掘立柱建物などが見つかっています。
注)説明会資料の無断転載・転用は禁止します。
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