ふるさと川西市民戦略

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ページ番号1011312  更新日 令和2年6月18日 印刷 

「ふるさと川西市民戦略」-ライフスタイルを見つめ直してできることから行動をー

 誰もがすぐに始められる、始めるべき行動について提案いたします。これまでのライフスタイル、ワークスタイルを見つめ直し、川西市の生物多様性のことを少し考えて日常を過ごすことで、将来にわたり生物多様性が確保され、自然と共生できる川西市になっていくはずです。

(1)川西市の自然・文化に触れる

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 川西市の自然、生物多様性を意識する、そして知るためには、まずは地域の自然や文化に触れることです。日々の通勤や通学、散歩などの時に見る風景や自然を観察する、地域のことを紹介しているパンフレットや新聞記事に留意することが生物多様性の重要性を知り、行動をおこすための第一歩となるものと考えます。

(2)日常にできる行動

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1)ゴミ出しなど生活のルールを守る
 不適切に生ゴミなどを出すと、アライグマ(外来種) やイノシシなどの動物がやってくる原因となります。また、カラスやネコなどが荒らすようになり、生態系や景観に悪影響を与えてしまう可能性があります。このようなことがおこらないよう、生活のルールを守る必要があります。
 市民、事業者が積極的に意識し、行動できることです。


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2)外来種などの拡大を防止する
 アライグマやオオキンケイギクなどの外来種は、当初はペットや園芸用に持ち込まれたものです。その後、飼えなくなって逃がしたり、花壇から逃げ出して拡大することで問題となっています。それを防止するためには、まずは正しい情報を知ること、そしてむやみに飼わない、捨てない(逃がさない)、広げないの3原則を守る必要があります。なお、これらは外来種だけではなく、例えばメダカやホタルなど川西市から遠く離れた地域から持ち込まれたり、購入した在来の動植物に対しても同じであり、遺伝子の多様性の保全からむやみに自然の中に逃がしたりしてはいけません。
 市民一人ひとりが注意し、実行できることです。


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3)地域の農産物・特産品を消費する
 クリ、モモ、イチジク、菊炭をはじめ、地域の農産物であることを意識し、消費するようにします。これらの需要が増えることで、農地での生産が確保され、畦、水田、畑など豊かな農村の環境が管理、維持され、生物多様性が確保されます。
 市民、事業者など、誰もが取り組める行動です。


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4)身近なエコアップ
 自宅の庭やベランダ、工場の敷地などで樹木や草花を植える時、チョウや鳥が訪れる種なども意識して植えるようにします。また、生垣を作る際に一種類の木で作るのではなく、複数の樹種を混ぜる「混ぜ垣」を作るのも良いです。このような場所が増えることで、チョウのネットワークができます。特に自然の少ない市街地などでは効果がある行動です。
 市民、事業者など、誰もが取り組める行動です。


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5)情報を発信、共有する
 川西市では、日本一の里山やヒメボタル、エドヒガンの保全など市民団体、ボランティアなどの団体が積極的に活動しています。また、企業や公共の公園などでも自然環境や生物多様性保全の取り組みがなされています。これらの団体や事業者が情報を発信し、市民などへPRするとともに、横断的な交流を深めることで、活動の拡大、充実が期待できます。川西市や兵庫県などが開催するイベントなどに参加し、活動の情報発信や他団体などとの交流を深めることが大切です。
 ボランティア団体、事業者などが積極的に取り組める行動です。


6)ビオトープ整備における情報収集や学習
 工場などにビオトープを作る時、しっかりとした知識または指導者がいないと、逆効果になってしまうこともあります。例えば、生きものを導入する時、在来種でも遠く離れた地域の種が持ち込まれたりしないよう、最新の情報などをよく理解し、情報の収集や学習をしておくことが必要です。
 特に、企業の事業者などが留意し、行動することが求められます。

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このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境政策課(環境業務)

〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所3階
電話:072-740-1202 ファクス:072-740-1336
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