更年期障害について
ページ番号1023315 更新日 令和7年11月10日 印刷
更年期障害について
年齢を重ねるにつれて、突然の体のほてりや汗が気になるかたは少なくありません。
こうした更年期に起こるさまざまな症状を「更年期症状」といい、「更年期障害」は、日常生活に支障をきたすほど重い状態を指します。
また、更年期障害は、女性特有の症状というイメージがあるかもしれませんが、実は男性にも起こり得る現象です。
原因
加齢によるからだの変化や、精神的・心理的な要因、家庭や職場などの社会的要因などが、複合的に影響して、更年期障害を発症すると考えられています。
女性の更年期障害
卵巣の機能が徐々に低下すると閉経を迎えます。日本女性が閉経する平均年齢は50歳前後と言われていますが、閉経の年齢には個人差が大きく、早い人で40代前半、遅い人だと50代後半で閉経します。閉経をはさんだ前後5年間ずつの10年間を更年期といい、女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくことで引き起こされます。
男性の更年期障害
男性ホルモン(テストステロン)の減少によって引き起こされ、医学的には「LOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」と呼ばれます。一般的に40代から徐々に増えてくるといわれています。
症状
- 性ホルモンの減少により、自律神経が乱れやすくなります。
その結果、ほてり、のぼせ、発汗といったホットフラッシが起こります。 - 身体の症状
めまい、動悸、肩こり、頭痛、疲れやすさ - こころの症状
気分が落ち込む、意欲が低下する、イライラする、情緒不安定になる
更年期障害かな?と思ったら
更年期症状が日常生活に支障をきたすほど辛い場合は、婦人科、男性は泌尿器科、その他更年期外来を受診する方法もあります。更年期障害の一般的な治療としては、ホルモン補充療法や漢方の内服などがあります。
また、継続的な症状がある場合は、更年期障害や他の疾患の可能性も考えられるため、医療機関での相談をお勧めします。
生活面については、栄養バランスに配慮した食事を心がけ、気分転換や疲労回復ができるよう十分な睡眠や休息をとり、ストレスをためないよう工夫しましょう。
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