能勢電鉄|参画と協働による景観形成
ページ番号1021154 更新日 令和7年3月4日 印刷
本市を走る能勢電鉄は、景観を特徴づける要素のひとつです。山間部や住宅街、猪名川沿いを走るマルーンカラーの列車は、景観に彩りを添え、乗車時には車窓からの景色を楽しむことができます。また、乗客が楽しめるイベント企画も多数開催されています。
鉄道が走る景観、そして鉄道を利用することで目にできる景観が、本市ならではの良好な景観を形成しています。
主な取組場所
- 主な取組場所
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能勢電鉄沿線
- 景観類型
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鉄道景観
- 景観形成の方針
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景観に彩りを添える列車や地域の顔となる駅舎の良好な景観を形成します
- 取組方針
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- 景観に彩りを添える列車や、地域の顔となる駅舎や駅前広場を景観上重要な資源として、良好な景観を保全・形成します
- 鉄道沿線のまち並みに彩りを添えるイベント列車の運行などにより、景観の魅力を向上させたり、景観とのふれあいを創出します
取組内容と効果
景観を彩る列車と駅(取組方針1)
能勢電鉄は大正2年(1913年)に開業して以来、能勢妙見宮への参詣者や、地域住民の通学・通勤などの足として重要な役割を担ってきた鉄道会社で、「のせでん」の愛称で親しまれています。川西能勢口駅を出発し、旧町村の頃から続く住宅地や猪名川沿いを抜けて開発団地へ。また、田園や森林が残る市北部を抜け、豊能町との市境の妙見口駅と猪名川町の日生中央駅までを走ります。列車は自然景観にも馴染むシックなマルーンカラーで、走る姿が景観に彩りを添えています。
また、列車に乗ると車窓から開放的な景観を目にできます。通学・通勤で利用する住民にとって見慣れた車窓や駅舎のある景色は、懐かしさや親しみを感じる景観となっています。豊かな自然の中を走る妙見線からは、季節ごとに表情を変える里山の風景も楽しめます。
長年にわたり生活と密接に関わる鉄道が、本市ならではの景観を形成しています。
列車に乗って楽しめるイベントの開催(取組方針2)
移動手段としてだけでなく、利用者が楽しめるイベントも多数開催されています。
イベント列車は、列車内で食事やショーが楽しめる特別列車です。2011年から季節ごとに「おでん電車」や「ハロウィントレイン」などが運行されており、コロナ禍を経て2024年に5年ぶりに「ビール電車」が復活。抽選で選ばれた乗客は、車窓からの景色と冷えたビールを楽しみました。
自然豊かなエリアならではの楽しみ方を提案するのは、のせでんハイキング。能勢電鉄沿線で山登りやハイキングなどのコースをハイキングスタッフが同行するイベントで、無料で参加できます。滝山駅出発の「いにしえの旧道を辿って里山登山」や妙見口駅出発の「サクラを求め『日本一の里山』へ」など、歴史や草花などの見どころの多いコースがラインナップ。遠方からの参加者も多く、本市の魅力ある景観にふれる機会となっています。
イベントをきっかけに新たな景観に出会い、また参加者でにぎわい活気ある景観が形成されています。
参加するには
能勢電鉄ホームページ「のせでん おでかけ・沿線情報」では、のせでんハイキングや沿線イベント、沿線スポットなどを紹介しています。
関連情報
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