市の戸別収集に対する考え方(4月14日受付)
ページ番号1023117 更新日 令和7年10月7日 印刷
市の戸別収集に対する考え方
提案の内容
市のごみ処理方式(戸別収集)に対する現状認識などについて、回答をお願いしたいです。
1.過去に部分的、段階的に戸別収集実施の構想(絵を描く)を試みたことはあるのですか。
2.財源は別として、戸別収集方式が執れないとした場合、その根本的な理由は何ですか。
3.財源(ごみの有料化)を含み、どういう段階(例えば、地域の高齢化率などの地域特性)が来れば、実現可能と考えられますか。
4.65歳を超える単身の要介護2以上や、身体障害者手帳1・2級のかたなどを対象として実施しているサポート収集制度を個人で判断するのではなく、自治会の協力を得て、別の基準で地域単位で行うのはどうですか。
市長からの回答
1.他の市や町での実施状況について調査を行い、その可能性について協議を行なったことはあります。しかし、戸別収集には多額の費用がかかることなどから、具体化に向けた構想を描いたり、具体的な検討を進めたりするには至っておりません。
2.非常に多くの財源が必要であるにもかかわらず、戸別収集が実施できない地域があるということです。背景として、住環境が地域や個人によって大きく異なることが挙げられます。 また、収集箇所が現在の約10倍増える想定となります。作業効率が大幅に低下することを懸念しており、午後になっても自宅前にごみ袋が残る可能性があります。 さらに、ごみ収集作業員が全国的に不足している中で、作業員に新たな負担を強いた場合、新たな作業員を確保することが困難になることも懸念しています。
3.現在は戸別収集の実現に向けて具体的な検討を行う段階にはなく、条件などについても考えておりません。ただし、仮に実施する場合、新たな財源の確保が必要です。昨年度検討してきた有料化のスキーム(ごみ袋1リットルあたり1円)では、戸別収集にかかる経費をまかなうには不十分です。新たな財政負担(もしくは他の行政サービスの見直し)に対する市民のコンセンサスが必要であると考えております。
4.対象の拡大については検討していますが、行政の公平性の観点から、地域毎で異なる基準を設けるべきではないと考えています。 一方で、市内では、ごみの排出が困難な高齢者や障がい者の世帯を対象とした支援を実施している地域もあります。ご提案の趣旨が、住民相互の助け合いにより、地域全体できめ細やかな収集を可能にするべきという趣旨であれば、住民自治として素晴らしい取組みになると考えております。
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