産後のこころについて(産後うつ病の予防)
ページ番号1024469 更新日 令和8年5月20日 印刷
妊娠、出産は大きな出来事です。うれしくて喜ばしい一方で、妊娠からくる体や心の変化によりストレスが現れてくるときでもあります。産後には、妊娠や出産によって大きく変化した体が元に戻るために心身に色々な変化が起こります。疲れやすかったり、些細なことで気持ちがゆらぎやすくなったりします。そこに育児の日常が加わり、ストレスがたまりやすい時期でもあります。赤ちゃんを出産したあとは、こころもからだも不安定になることがあります。
1.産後に起こりやすい心の変化
マタニティブルーズ
出産後から1週間以内にみられる心の変化を「マタニティブルース」と呼びます。情緒が不安定になり、気分が変わりやすく、涙もろくなったり、いらいらしたり、落ち込んだりします。産後の女性の約30%に見られます。出産直後のホルモン分泌の変化によって起きる一過性のものであり、治療の必要はありません。
産後うつ病
出産後に起きる代表的な心の病気が「産後うつ病」です。出産後数週間から3〜6カ月ごろまでに発症します。症状は、気分が沈む、自分を責める、食欲がなくなる、眠れないなど、一般的なうつ病と似ています。産後の女性の約10%に見られます。家族や友人などによる援助や、適切な治療で良くなります。
2.まず症状に気づくことが大切です
産後うつ病の主な症状
次のような症状がほとんど毎日、2週間以上続く場合は、産後うつ病が疑われます
- 眠れない、途中で起きてしまう
- 食欲がない、吐き気がする
- 気分が憂鬱(ゆううつ)になる
- 疲れる、生きる気力がない
- なぜか涙がでる
- イライラする
- 赤ちゃんが可愛いと思えない
父親の「産後うつ」
国立成育医療研究センターが実施した調査では、1歳未満のこどもがいる家族のうち、メンタルヘルスに不調をきたすリスクがあった父親は全体の11%で、母親とほぼ同じ割合でした。こどもが生まれることでこれまでの生活から大きな変化が生じ、育児に対する不安や夫婦関係の変化に加え、仕事との両立のために心身の負担が増えることも要因と考えられます。父親の産後うつは見過ごされやすい傾向がありますが、放置すると、本人だけでなく、家庭全体に影響を及ぼす可能性があります。
父親のメンタルヘルスのチェックリスト
次のような症状がみられたら、メンタルヘルスの不調が疑われます
相談や受診を
上記の産後うつ病の症状や父親のメンタルヘルスのチェックリストにあてはまるときは、家族や親しい友人など信頼できる身近な人に相談したり、相談窓口を利用しましょう。
市の相談窓口
心療内科や精神科医師による専門的なうつ病の治療が必要となる場合があります。医師、助産師、保健師への相談や、身近な相談機関を活用しましょう。
3.回復のためのアドバイス
ご本人へ
- 疲れたら無理をせずゆっくり休んで、体力と気力の回復を心がけましょう
- 完璧を求めず、家事も育児もほどほどを心がけましょう
- 家族で家事や子育てを分担し、協力し合いましょう
- 1人で悩まずに、家族や周囲のサポートを受けましょう
- 時には家族に家事や育児を任せて、友人と過ごしたり、1人の時間を作ってリフレッシュの機会を持ちましょう
ご家族へ
- 体力と気力を回復させるため、休養や睡眠をとらせてあげましょう
- 家族で家事や子育てを分担し、協力し合いましょう
- 本人のペースに合わせ、励まさず、頑張りすぎないように声をかけましょう
- 落ち込んでいる状況や気持ちを話された場合は、よく聴くことを心がけましょう
- 受診や相談先に行くときは付き添い、サポートしましょう
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