家庭系ごみ有料化に反対の件(10月18日受付)

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ページ番号1021616  更新日 令和7年3月26日 印刷 

家庭系ごみ有料化に反対の件

提案の内容

本市における「ごみ有料化」及び「家庭系ごみだけの有料化」に反対 私が有料化に反対する「3 つの理由」 (1) 市が市民に対し「家庭系ごみを有料化する理由・内容を提示していない」こと。 (2) 「兵庫県内のごみ無料とごみ有料の市町のごみ量には、優劣がなくどちらも減量化に成功」しているため、「ごみの有料化」そのものに反対する。 (3) 県内でゴミ量が少ない自治体は「可燃ごみ」と「容器プラとペットボトル」の二本立てをしている。そのため、本市の導入予定の「家庭系ごみだけの有料化」に反対する。

市長からの回答

反対の意見に至った理由として、3点それぞれについて回答します。
1点目の「市が市民に対し、”有料化する理由・内容を提示していない”こと」についてです。 これまで本市が進めていました、ごみの減量と指定ごみ袋の有料化の検討過程としましては、「川西市一般廃棄物処理基本計画」の策定にあたり、令和4年から5年8月にかけて審議会を開催し、9月に答申をいただきました。その後、令和5年12月から6年1月にかけて議員協議会やパブリックコメントなどの手続きを経て令和6年3月に策定したところです。この基本計画においてごみの減量と循環型社会の形成に向けて、様々な取り組みを進めるとともに「ごみの有料化の実施」を、重点施策の1つとしてごみの排出抑制、脱炭素化、費用負担の公平化を目的として推進するとともに、得られる財源の使い道として、有料化にかかる経費のほかに、ごみ排出やごみステーション利用のお困りごとなど、ごみ行政の課題解決のために役立てたいと考えています。 令和6年度に入り、より具体的な制度設計を検討するため、5月から6月にかけて無作為抽出された市民を対象に市民ミーティングと市民アンケートを実施しました。 上記のミーティングやアンケートは、ごみに関わる課題は、市民の皆さまのご理解とご協力が必要であること、ごみの有料化を実施する場合は市民生活に影響があることから幅広い層の意見や実情をお聞きする必要があると考え、市民のごみの減量意識の実態、指定ごみ袋による有料化への意見、ごみ排出に関わる困りごとについての実情をお聞きする機会として開催しました。そのため、この時点の市民ミーティングでは本市の基本計画の概要やごみ量の推移、有料化を検討する理由や一般的なごみ有料化制度についてご説明し、市の制度案をお示しする段階ではありませんでした。なお、市民ミーティングでは、有料化についても賛成、反対の声や、実施された場合の心配事など様々なご意見を偏りなくお聞きすることができ、非常に有意義な機会であったと認識しています。 そして、上記の検討工程や先進事例の情報収集などを踏まえて作成した「指定ごみ袋による有料化の考えかた」について令和6年10月17日に議員協議会を開催いただいてお示しし、実施時期の見直しなどのご意見をいただいたところです。 今後は、11、12月に市内13会場でタウンミーティングを開催し、議員協議会でいただいたご意見を踏まえた「本市のごみ減量と指定ごみ袋による有料化の考えかたについて」を市民にご説明し、指定ごみ袋の有料化について一緒に考える機会を設けていきます。
2点目の「ごみの有料化、そのものに反対する」についてと、3点目の「家庭系ごみだけの有料化では失敗する」についてです。 先述のとおり、指定ごみ袋による有料化は、ごみの排出抑制、脱炭素化、費用負担の公平化を目的としています。 本市のごみ排出量の状況としては、市民1人1日当たりのごみ排出量は近年の横ばい傾向から、令和4、5年度と減少していますが、生活に直結する「燃やすごみ」の減量や再資源化のハードルは上がってきていると考えられます。そのため基本計画に掲げる目標の着実な達成に向けては、これまでの啓発に加えた新たな取り組みとして「指定ごみ袋による有料化」は有効な選択肢の1つであると考えています。 また、令和3年に実施した燃やすごみの組成分析において、紙や容器包装プラスチックなどの資源物が19.2%混入していることからより分別を促進する必要があります。有料化の対象を燃やすごみとしたのは、燃やすごみの減量が進むと同時に、燃やすごみの中に混ざっている分別可能な資源ごみの分別を進めることをねらいとしています。そのため、同時に資源ごみを有料化すると、燃やすごみからの分別が進まないことが想定されるため、燃やすごみのみを有料化の対象として制度案を作成しています。

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電話:072-740-1103
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